2016年1月28日

 

メールマーケティングとは、Eメールを配信することで集客や自社のファンを増やす施策です。

メールマーケティングの歴史は浅く、まだ40年ほどです。しかしこの40年の間に飛躍的に伸びた施策で、現在は多くの企業が取り入れています。

初めてメールマーケティングを始める方のために、種類から始め方を説明します。

ポイントをおさえて、Webマーケティングに役立ててください。

ターゲットによって使い分ける！メールマーケティングの種類

一口にメールマーケティングといっても、ターゲットにより種類が変わってきます。単に顧客を増やすだけではなく、どのように集客したいか目的を持つことが大切です。

メールマーケティングの種類を把握して、効果のあるマーケティングを展開していきましょう。

メールマガジン(メルマガ):定期的な情報配信

メールマガジンは会員登録をしてくれた顧客へ向けて、役立つ情報を定期的にメールで配信するものです。

配信内容に自由度が高いため、会員した顧客から何かしらのアクションが起こることは少ないのが難点です。そのため目標設定は入念にする必要があります。

とはいえ、顧客の閲覧履歴やアドレスの存在確認など把握できるため、メールマガジンはマーケティングでも欠かせない種類です。

ターゲティングメール(セグメントメール):顧客に行動を促す

ターゲティングメールは、特定の条件に合った顧客だけに配信するメールのことです。ターゲティングメールは集客よりも、商品の購買やセミナーなどの来客に向けた施策に向いています。

例えば、誕生月にクーポンを発行し商品を買ってもらう行動や、セミナー集客のために特定エリアだけにお知らせメールを送る方法です。

ターゲティングメールは、メールに添付してあるURLをクリックしてもらい、より詳しい情報を提供する場合がほとんどです。

顧客一人ひとりに合わせた内容を送るため、別名One to Oneメールとも呼ばれています。

ステップメール:顧客の行動をサポート

ステップメールは、顧客の行動に応じてアクションを促すメールのことです。例えば、トライアルキットを購入してくれた顧客に対し、商品の使い方や本商品を購入してもらうよう、段階を踏んでメールを送り続けます。

この方法はリピート率を上げる方法としてよく使われています。自動的にメールを配信するシステムなため、フォーマットさえ作成しておけば簡単に送信可能です。

顧客側も親しみ感が出て、さらなるステップアップの行動を起こしてもらいやすいのが利点です。

ビジネスで注目されているメールマーケティングの始め方

メールマーケティングは初心者でも始めやすいのがメリットですが、下準備は入念に行わなければいけません。

これらを怠ると、Eメールを送っても集客できなかったりトラブルに巻き込まれたりします。

メールマーケティングを始める手順を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

配信リストを作成

まずは配信リストを作成します。ここで大切なのはターゲットを明確にすることです。やみくもにメールを送っても無駄足を踏みかねないため、ターゲットごとにリスト管理することをおすすめします。

既存顧客からはターゲット選出を行い、新規顧客を獲得するためにも登録フォームを設置しておきましょう。

情報漏洩防止や効果検証を行うためのツールを用意

メール配信ツールをぜひ用意しておいてください。配信ツールはなくてもメールマーケティングは可能ですが、便利な機能が備わっているためおすすめです。

例えば個人情報漏洩防止機能や、メールの開封率やクリック率が簡単に検証できます。手動で管理するには莫大な時間を要します。手間と時間の節約にも便利なツールです。

メールマーケティングの種類と運用を決定

最後にどのようなマーケティング施策を行うのか種類と運用を決めます。すべての種類ができればいうことありませんが、メール内容を決めるのも時間がかかります。初めのうちは、1～2種類に絞って、定期的に配信していくのがおすすめです。

配信タイミングやどのような形式でメールするか、ターゲットとともに対策を練りましょう。

メールマーケティングのポイントをおさえて効率的な集客や購買を促そう

メールマーケティングは、ターゲットと戦略を立てれば有効的に集客できます。どのメールマーケティングも「顧客にメリットのある情報を提供」することには変わりません。

下準備を入念に行い、メールマーケティングを集客や売り上げに役立ててください。