WEB
2016年3月16日
webデザイナーを目指している人、または現役のデザイナーが企業に実力をアピールをするのに、ポートフォリオは欠かせない存在です。
作品集のような位置づけで考えられがちなポートフォリオですが、自分がどういった人間でどのような考えをもっているのか面接官にひと目でわかるのもポートフォリオの特徴ですよね。
今回は、webデザイナーのポートフォリオ作成のコツと注意点を解説します。
目次
専門学校で経験を積んだり独学などでこれからwebデザイナーを目指す人と、経験豊富な現役webデザイナーとではポートフォリオの中身は違ってきます。それぞれ、どのような内容にすると効果的にアピールできるのかを解説します。
これからwebデザイナーを目指すためにポートフォリオを作成する人におすすめなのが、サイトのファーストビュー作成です。
企業経験がまだない段階なので、架空のものを数個作成してみましょう。
ファーストビューはwebデザイナーとしての力量を問われる最も重要な箇所であり、この部分をいかに作り込んでアピールできるかで面接官の反応が明確になります。
デザイン的な良し悪しを判断するにも大切な部分で、求職者の印象を大きく左右するといって良いでしょう。
経験を積んだ現役のwebデザイナーであれば、自社の求めるスキルやデザインなどを敏感にキャッチできているはずだろうと面接官は考えています。
まずは社風、商品内容をはじめ、制作実績ページなどをよく見て分析してみましょう。経験豊富であらゆるスキルとデザイン力があっても、その企業にとって重要なポイントを欠いていると採用が遠のく可能性があります。
企業の雰囲気や方針などをよく理解した上で、作品を選択し掲載していきましょう。
webデザイナーになるためにはポートフォリオの内容も大切ですが、ポートフォリオ自体の形式や面接時でのアピール方法なども重要な要素となります。
ほとんどの企業は履歴書と一緒にポートフォリオの提出を求めてきますが、紙のポートフォリオを求めてくるところはまずないと考えて良いでしょう。しかし、面接時にwebデザインの話になったら、紙ベースのポートフォリオを用意しておくと非常に便利です。ビジュアルを即座に見せることで話がスムーズに進行し、面接官もイメージがしやすくなるからです。
話を円滑にするためにも、そして入念に準備を怠らないしっかりした印象を与えるという意味でも、紙のポートフォリオ作成はしておくべきではないでしょうか。
また、webポートフォリオを一から作成するのに時間がないといった場合は、ポートフォリオ作成サービスもあるので活用すると良いでしょう。未経験者や制作初心者の方でも簡単に作成できるサービスもあり、会員登録などの条件付きにより無料で一定数の画像やページを使用できるところもあります。
webデザイナーが企業の採用にこぎつけるとき、現役デザイナーと未経験者ではポートフォリオのアピール方法が異なってきます。専門職はどうしても経験や実績が重視される傾向があるのが現実ですが、面接官は人物像や考え方などもしっかり見ているので、ポートフォリオの内容を工夫し自分なりのアピールをすることが重要です。デザイナー採用は特に「光る原石」となる才能を高く評価してくれる企業もあります。
現役デザイナーは、自分の能力に自信があっても紙ベースのポートフォリオも準備し、気持ちよく面接官と話せるように心がけましょう。どんな職業にせよ、面談は「この人となら一緒に仕事をしてみたい」と思わせることが大切です。
ポートフォリオ作成に迷いがあったり多忙を極める方は、作成サービスの利用がおすすめですよ。
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