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2016年3月15日
デジタルマーケティングには数々のマーケティング戦略が存在します。そのような中、活用方法によっては低コストでも収益アップにつなげることが可能な「SEM」をご存知でしょうか。最近はSEMというデジタルマーケティング用語もよく耳にしますが、SEOはSEMと関連しているものです。
今回は、SEMがどのようなものであるのかついて、また、SEM活用のメリットについても分かりやすく解説します。
目次
まずは、SEMの意味や特徴、おもな手法について見ていきましょう。
SEMとは「search engine marketing(サーチエンジンマーケティング)」の頭文字をとった略称で「エスイーエム」と呼ばれます。検索エンジンでのマーケティングという意味ですが、デジタルマーケティングにおいて、検索エンジンでの検索結果で上位に表示されるよう、Webサイトなどを最適化するマーケティング戦略のことを指します。
デジタルマーケティングに少しでも関わったことのある方のなかには、SEMの意味合いからSEOとは何が違うのかという疑問を持つ方もいらっしゃるかと思います。SEOとは何かについても簡単に整理しながら、SEMとの関連を見てみましょう。
SEOは、検索エンジンでの検索結果でWebサイトを上位に表示することで、サイト訪問者の数を増やすものです。
SEMは、検索エンジンでの検索結果と広告を通じてWebサイトの認知度を高めるマーケティングとされています。
つまり、SEOはSEMという大きなカテゴリのなかのひとつであるということです。ですので、SEOとSEMはどちらが優れたマーケティングなのかというのは的外れな議論です。
検索エンジンでのマーケティング戦略であるSEMには、先ほど挙げたSEOのほかに、検索エンジン内での有料広告がおもな手法とされています。
検索エンジンでの検索結果の最初のページで、検索結果の一覧のトップに「広告」と表示されたものを見たことはありませんか。これは、リスティング広告と呼ばれる有料広告のひとつで、SEMの代表的な手法です。
それでは、SEMをマーケティングに取り入れることによってどのようなメリットがあるのかについてご紹介します。
SEMは、の代表的な手法である有料広告を使った戦略では、検索エンジンでの検索結果1ページ目上部または下部に広告を配置します。検索結果の1ページ目に表示させるということは、Webサイトの認知度が低くてもすぐに注目を集めることができるという大きなメリットがあります。
広告を検索エンジンでの検索結果1ページ目に配置できるため、適切な広告コピー等の設定によっては、即日収益がアップするチャンスがあると言えます。
予算が限られている場合でも、まずは小さな広告から始めることも可能です。小さな広告からスタートしてみて、予算内でどのように機能するのかを試行錯誤することで、予算に対して多くの収益が見込める可能性があります。
小さな広告で収益がアップした後、広告の数を増やすなどの調整を加え、より多くの収益へつなげるチャンスにもなります。
現在、世界の人口のほぼ半分がインターネットにアクセスしており、インターネットを使う人のほとんどが検索エンジンでの検索からWebサイトを閲覧すると言われています。つまり、検索エンジンでの検索結果、とりわけ1ページ目に表示されることは、大きなビジネスチャンスです。
ビジネスの規模が小さかったり、新規でスタートする場合などは、新しい顧客を獲得する絶好のチャンスと言えます。そのチャンスをつかむためには、しっかりとSEM戦略を練ることが大きなカギとなるでしょう。
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