IT業界の平均年収はどのくらい?職種別の平均年収もご紹介

WEB

2016年1月1日

IT業界とは、ハードウェア、ソフトウェア、インターネットやweb、情報処理サービスの業界に分類され、私たちの生活に欠かせないIT技術開発と提供を行っている業界で、今後より一層の拡大が予想される分野です。

 

職種は主にシステムエンジニア、プログラマー、営業で、それぞれ平均年収が異なります。業界の平均年収と職種別の年収を見てきましょう。

 

IT業界の平均年収

IT業界全体の平均年収はどのくらいなのか、就職はしやすいのかを見ていきましょう。

 

平均年収は631万円

IT業界の平均年収は約631万円と推定され、他の主要25業界と比較するとほぼ真ん中あたりの平均値といえます。生涯賃金もおおよそ平均値と推測され、2億7600万円といわれています。

 

高い年収イメージのある IT業界ですが、実際に他業界と比較して年収水準が高い企業もたくさんあるのも事実です。しかし、どの企業も高収入が見込めるわけではないので注意しましょう。職種によっても年収は大きく異なります。

 

就職はしやすいが業務量が多い予測

IT業界規模は今後拡大傾向ですが、急拡大に伴い人材供給が追いついておらず人手不足となる予測がされています。就職はしやすいですが、人材が不足しているので就職すると業務量が多くなると考えられます。

 

この業界でやり抜く決意や覚悟、熱意が必要かもしれません。

 

IT業界の職種別平均年収

主な職種である、システムエンジニア、プログラマー、営業の主な仕事内容と平均年収を見ていきましょう。

 

システムエンジニアの仕事と平均年収

システムエンジニアは、クライアントの要望を聞きシステム構築設計をする上流過程と、実際にプログラムを書きシステムを納品する下流過程までを行います。

システムが大規模になる場合はチームを組み、スケジュール管理や監督をしなくてはなりません。

 

平均年収は約800万円弱と推定され、中小企業や下請け企業ではこの数字よりも下回る場合があります。

 

プログラマーの仕事と平均年収

プログラマーの仕事は、上流過程でヒヤリングした要望と、システムエンジニアが考えたプランに沿ってプログラムを書くことです。構築内容を吟味したり考えたりするのではなく、プログラムを書くことがメインの仕事となります。

 

平均年収は、約350万円から500万円と推定され、システムエンジニアと比べると低いといえます。

 

営業の仕事と平均年収

IT系の営業内容は他業種営業と大差がありませんが、商品がパッケージソフトやシステムなので専門知識を要するのは言うまでもありません。

出向くのは個人よりも法人が多くなります。自社の製品を購入するとどのようなメリットとデメリットがあるのか、itに詳しくない人にもわかりやすく説明する能力が問われます。

 

また、システムエンジニアやプログラマーとの密な交流も必要です。

平均年収は約500万円弱と推定されます。

 

IT企業に属さず独立し年収を得る人も

IT業界の仕事分野は多岐に渡り、個人のスキルも違えば企業によってサービスや主力商品も異なります。

各々専門分野を持っている場合が多く、人によっては珍しいスキルを有していることがあり、企業には属さずに独立する人も多くいます。

 

企業に属していると定められた給料しか得られませんが、独立すると働いた分だけ稼げます。IT業界で働く選択肢として、企業で仕事をするだけでなく独立する方法もあることを覚えておきましょう。

 

まとめ

IT業界はAI技術をはじめ今非常に発展の目覚ましい業界です。高収入で華々しいイメージのある業界ですが、その年収は職種により大きく異なってきます。

 

人材不足と言われているので就職しやすく、これからの日本社会を担う製品開発や新技術を生み出す魅力ある業界ですので、将来有望な仕事分野として検討してみてください。

 

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