2016年1月1日

転職を考える際、自分のスキルや将来的にやりたいこと、給与や仕事環境など、人それぞれ優先したいことは異なるかと思います。

転職する際の意思決定に関わる要素がいろいろとあるなかでも、転職先の業界や職種の将来性は、ほとんどの人が気になる、もしくは重視するという人も多いのではないでしょうか。

 

2020年現在、あらゆる業界のなかでも特に将来性のあるフィールドとされ、転職先として人気があるのがit業界です。it業界への転職が注目されている理由について、そのメリットと転職方法についても簡単にご紹介します。

 

IT業界へ転職するメリットとは

さて、IT業界が転職先として人気がある理由は何でしょうか。

 

IT業界は今後も売り手市場

IT業界での仕事については、今後も人手不足が予想されています。

経済産業省は、2030年にはIT関連人材がより不足に陥ると発表しています。

 

人手不足ということはつまり、転職者にとっては今後も売り手市場にあるということです。

これは転職を検討する際、最も大きな魅力と言え、昨今のIT業界への人気の高まりの一番の要因と考えられます。

 

在宅での仕事が可能

プログラマーやWebデザイナーなどIT関連の仕事は多くありますが、そのほとんどが場所を問わず自分の好きな場所で仕事ができ、在宅での仕事も可能です。パソコンと通信環境があれば、世界中どこででも仕事ができます。

 

また、在宅でできる仕事の中でもIT関連の仕事は需要が高く、スキルにもよりますが比較的安定した収入を得られる傾向にあることも魅力です。特にフリーランスとして仕事をしたいという人にとっては、ひとつのいい選択肢になるでしょう。

 

副業が解禁となったことをきっかけとして在宅でできる仕事が注目されている流れからも、プログラミングなど在宅勤務が可能なIT関連の仕事への人気が高まっています。

 

未経験からでもチャレンジできる

IT関連の仕事は専門知識が必要です。そのため、未経験からチャレンジする場合は、転職活動前に基礎知識を学ばなければなりません。

 

現在はプログラミングなどIT関連の書籍も数多く出版されています。業界未経験であっても独学からスタートができ、数多くのスクールも展開されているので、自分に合った方法で学ぶことが可能です。

職種によって必要な基礎知識をつければ、未経験であっても採用に至るチャンスもあります。また、クラウドソーシングを通じて未経験でも応募可能な仕事を見つけることも可能です。

 

また、IT業界やIT関連の仕事の経験がなくても、例えば営業や人事といった事務関連の職種経験を活かしてIT業界での同職にチャレンジすることも十分に可能です。

 

IT企業にも人事や営業の人材は必要ですし、入社後にエンジニア寄りの営業を経験してから、エンジニアへ職種転換をするというキャリアパスも考えられます。事務系職種をきっかけとして将来的にエンジニアを目指すのもいいでしょう。

 

IT業界やIT関連職種への転職の仕方

IT業界へのおもな転職方法をご紹介します。

 

求人サイトや企業へ直接応募

仕事を探す際の最もオーソドックスな方法です。

既にやりたい仕事が明確で、応募するに十分なスキルがあったり、転職先の企業を絞っている場合は効率の良い方法です。

 

また、IT業界への興味はあるものの、具体的な仕事内容のイメージがまだはっきりしていないといった段階でも、どういった求人があるのかを知るいいチャンスとなります。どういったスキルが求められるのか、どのような会社があるのかなど、IT業界への転職のイメージをより具体化するにも有効です。

 

IT業界への関心を持ったら求人サイトを覗いてみましょう。

 

転職エージェントの利用

IT業界に限らず転職を検討する際は、未公開求人を扱っている転職エージェントを利用するという人も多いかと思います。

転職エージェントには専門的な業界に絞ったエージェントもあり、IT業界に特化したエージェントもあります。

 

IT業界を熟知した専門家に相談ができるので、十分なスキルのある人の転職だけでなく、業界未経験の人もぜひ活用したい方法です。IT人材は不足している状態にあるため、人物やポテンシャル重視で未経験でもチャレンジできる企業への紹介をしてもらえる可能性があります。

 

クラウドソーシングで仕事を受注

企業に転職するのではなく、完全にフリーランスとして在宅で仕事をする場合、クラウドソーシングを使って仕事を受注する方法があります。

 

まとめ

IT関連の仕事の人気に伴い、プログラミングなどの専門知識に関しての書籍も現在かなり多く出版されています。

ITの知識は、独学で学ぶことからスタートできるのも魅力です。現在は完全にオンラインで受講が可能なスクールもあり、学ぶ門戸が広くなっています。

 

IT業界は将来性が最も有望で、転職先として魅力が大きいと言えます。転職先として少しでも興味を持ったら、まずは書籍を手に取ることからスタートしてみてもいいかもしれませんね。