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2016年2月19日
コアアップデートといわれれば、何かをバージョンアップさせたものという想像はつくでしょう。
しかし、何がどのようにアップデートされるのかは詳しく分からない人がいるかもしれません。
そこで、コアアップデートとはどういったものかなど基本的なことを見てみましょう。
目次
サイトやブログを公開している人にとって、検索順位は気になるところではないでしょうか。その順位表示に大きく関わってくるのがコアアップデートです。
コアアップデートの正式な名称は「コアアルゴリズムアップデート」といいます。アルゴリズムとは、計算式や方法、手順に従えば、同じ結果が得られる方法のことです。
そのため、検索順位に対するコアアップデートは今までと違った手順や計算式になります。そうなると、それまで得られていた順位とは違う表示になることもあるのです。
世の中にはさまざまな検索ツールがありますが、コアアップデートといえば一般的にGoogleが行う検索システムの変更を指します。
アップデートの目的は、アルゴリズムを最新状態にすることです。最新にすることで閲覧者にとって有益な情報が正確に素早く表示されます。
近年のコアアップデートは、年に数回行われています。そのたびに検索順位に変動があり、その結果に一喜一憂するサイトもあるでしょう。2018~2020年には、年複数回と頻繁な変更が実施されました。
過去において一番有名なものに「ペンギンアップデート」があります。
これは2012年から始まりその都度公式からアナウンスがされていましたが、2016年を最後に日常的なアップデータに組み込まれるようになりました。ペンギンアップデートは、スパムやリンクの違反などを監視しています。
日本では2012年から行われているパンダアップデートは、品質が低いコンテンツを上位表示されにくくするものです。これも2016年から日常のアップデートに入っています。
2015年導入のベニスアップデートは、検索する場所によって結果が変わるものです。通常「レストラン 東京」と検索すれば東京のお店が表示されます。ところが「レストラン」と検索するだけでも検索場所を判断してお店を表示してくれるのです。
コアアップデート後は、自分のサイトやブログの順位が落ちていることがあります。そのときはどうすればよいのかと考えてしまうこともあるでしょう。
そこで、アップデート後の対応について見てみます。
コアアップデートが行われると、中には大幅に検索順位が下がるコンテンツが出てきます。この結果を知ると、動揺してしまうのは無理もないことでしょう。
しかし、アップデート直後に下がってしまったサイトも時間が経過することで順位が戻ってくることがあります。
そのため、直後の順位だけを見て動くのではなく、しばらく静観して、それでも順位が上がらなかったり、逆に下がったりしたときに対策を講じるようにしましょう。
しばらく静観していても、元の順位に戻ってこないことがあります。その場合はなんらかの問題があるとGoogleに判断されたということになるでしょう。
特定のキーワードのページだけ、あるいはサイト全体の順位が下がっていることがあります。そのときの対応としては、どちらも記事の見直しが必要です。
特定のページだけの場合は、上位になっているサイトとの違いを分析してみましょう。サイト全体の場合は、下がっているページの品質向上から始めて、全体への見直しへと進んでいきます。
足りないものを加えたり、情報が古くないかを確かめたりすることも大切です。
コアアップデートによる順位変動が起こり自サイトの検索順位が下がると、気になるものです。しかし、慌てずに原因を探ってみることから始めましょう。
Googleがサイトを判断するときの検索品質の評価に「専門性」「権威性」「信頼性」があります。このことからも、Googleが品質の高い信頼のおける記事を重視しているのは明らかです。特にお金、医療や健康に関する分野は厳しい評価基準になっています。
アップデートがされ順位が下がってしまったら、サイト全体や記事を見直すよい機会ととらえてはいかがでしょうか。
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