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2016年2月18日
「ctaボタン」とは何のことだかわかりますか?WebサイトやSNS、ブログなどネットをよく見る機会があれば、恐らく見たことがないという方はいないはずです。
ctaボタンはマーケティングにおいて重要な施策のひとつであり、ユーザーにとっては便利で有益な情報やサービスを得られる存在です。そんな企業とユーザーを結びつけるctaボタンとは、いったいどのようなものなのでしょうか。
今回はctaボタンについて詳しく解説します。
目次
「ctaボタン」とは、ブログ、Webサイト、SNS広告などによくあるボタンで、ユーザーに無料ダウンロードやカタログ無料進呈などをさせるボタンです。
ctaとはCall-To-Actionの略で「行動喚起」という意味があり、マーケティング的に言うと、ユーザーに行動を起こさせるという解釈になります。
ユーザーはctaボタンをクリックすると有益な情報や魅力的なサービスを受けられ、企業はこれによりユーザーとの接点を得られます。コンバージョン率をアップさせるための施策として用いられるctaボタンは、デザインや配置の仕方などを工夫することでより効果を発揮しますよ。
では、ctaボタンでコンバージョンに結びつけるためには、どのようなポイントを押さえれば良いのでしょうか。二つのポイントを解説します。
ctaボタンには「無料」という言葉が多く見られます。これはクリックして行動を起こしても、ユーザーに対し費用を請求するなどの負担を与えませんよ、という意味と捉えられ安心感を与えます。
ctaボタンを作る際は、クリックするとどんなことが得られるのかを明確に提示しましょう。
人は行動を起こす前に、その行動を起こすと何を得られるのかを考えます。自分にメリットがあるか否かを判断するからです。ctaボタンも同様で、クリックする前にユーザーは自分にとって良いことがあるか否かを考えます。
迷いが生じるような曖昧な提示は、クリックしない要因になりかねませんので注意しましょう。
コンバージョン率アップのためにctaボタンを改善するには、どのような工夫が必要なのでしょうか。3つのポイントを解説します。
ctaボタンは目立つデザインにするのが鉄則です。
他の要素に埋もれないように配置し、周りと同系色にならないようにしましょう。サイズは他のボタンよりも大きくし、フォントは太字にするなど、どこにあるのかすぐわかるようにするのがコツです。立体的なビジュアルにし動きをつけるなど、目立たせ常に存在感を強めましょう。
ボタンは複数あるとユーザーに迷いが生じる可能性があるので、1ページにつき1個がおすすめです。
ctaボタンは、サイト内のストーリー構成に沿った配置にすることでユーザーがクリックしやすくなります。
コンテンツの一番最後に配置するのが一般的ですが、長いページ構成の場合はストーリーの区切りごとに設置するか、どこを見ていてもボタンが固定して見えるようにするのも有効です。
ctaボタンは、コンテンツ内容に合ったものであることが重要です。
認知度の高い低額の商品であれば「購入する」ボタンをクリックしやすいですが、認知度の低いブランドで高額の物だと、いきなり購入する気にはなりませんよね。その場合「資料請求する」「無料サンプルを貰う」などのボタンがあれば、ユーザーニーズに応えることができます。
サイト上で紹介している製品やサービスに対して、どのようなctaボタンを設置するのが最適なのか検証していくことが大切です。
ctaボタンは、ユーザーにとって有益な情報やサービスを入手できる気軽さがあり、提供する側はユーザーと接点を持つことでコンバージョン率をアップさせ、売上やイメージアップに繋げられます。
ctaボタンは、ユーザーにどんな内容を提供できるのかを明確にし、クリックすることで負担がないことを伝え安心感を与えることが重要です。そして、コンテンツに合うデザインやレイアウトを考え、ユーザーニーズに合うものを設定するようにしましょう。
提供したいサービスや売上げを伸ばしたい商品によっても、ctaボタンの細かい設定は変わってきます。検証をしっかり重ねることで、最適なボタンを作製していきましょう。
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