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2016年2月21日
広告のマーケティングをしたりネット記事を書いたりする人の場合、一度はペルソナという言葉を耳にしたことがあるのではないでしょうか?ところが、どのようなものなのかよく分からないという人もいるかもしれません。そこで、基本的なペルソナ設定方法などをご紹介します。
目次
広告を打ったり、記事を書いたりする際に「ターゲットを決める」「ペルソナを設定する」という言葉をよく聞きます。どちらも、ふんわりとしたイメージが湧く人はいるでしょう。
しかし、この違いがどういうものなのかは分かりづらいものです。そこで、ターゲットとペルソナの違いを簡単にご紹介します。
一般的に20代と60代の人が受け入れられる文言、男性と女性で響く言葉や商品に違いがあると思いませんか?そのため、多くの人たちに受け入れられるものというのは案外難しいのです。
そこで「ターゲットを決める」必要性が出てきます。ターゲットを決めるとは、記事を書いたり、広告を打ち出したりするときにどこへ向けたものにするかを決める方法です。
例えば、「20代後半独身女性」や「40代の会社員男性」などのように層の的を絞ります。そうすることで、狙いを定めた言葉の響きや構成などを模索できるのです。
ターゲットが決まれば、特定の年代や性別、商品を必要としている層に向かってアプローチが可能となります。
一方、ペルソナはターゲットのように層ではなく、細かく設定したモデルケースを作る方法です。
「40代の会社員男性」を例にしてみます。
名前:山野誠
性別:男性
年齢:48歳
居住地:兵庫県神戸市
役職:経理課長
年収:650万円
家族構成:妻、高校生の息子
性格:几帳面
利用デバイス:iPad、iPhone
趣味:釣り、動画視聴
その他:運動不足で太り気味なのが気になっている
上記のように、その人となりを具体的に決めることをペルソナ設定といいます。ペルソナを設定する利点は、ユーザー想定にズレが生じにくくなること、複数人でプロジェクトとして動くときに認識が共有できることが挙げられるでしょう。
ペルソナ設定をするときに大切なことは何でしょうか?こちらでは、ペルソナ設定をする上で基本的なことをご紹介します。
ペルソナ設定をする場合は、インタビューやアンケートなどのデータに基づいて作ることが大切です。「なんとなくこんな感じだろう」という思い込みで作ると、実際のユーザーと合っていないことが考えられます。
そこで必要なのは、企業が欲しい顧客像ではなく実際にいそうな顧客像を作り上げることです。インタビューやアンケートなどを通して得た情報を基にペルソナ設定をすると、想像で作ったものより様々な項目がリアルになります。
企業が広告を出す場合は、インタビューやアンケートなどを利用できますが、個人でブログなどを書いている人はそれができない場合が多いでしょう。
そのときは、自分が想定する人物像に合った実在の人をモデルにして書く方法があります。実際に知っている人ならば、頭の中に思い描きながらその人に向かって記事を書けるのではないでしょうか。
ペルソナ設定の大きな利点は、ユーザー視点に立った広告や記事を作れるところです。
どんなによい商品でも、売り込み先や訴え方が間違っているものは売れません。また、よい記事だけれど情報を盛り込み過ぎて対象年齢が合っていなかったり、初心者向けなのか、上級者向けなのか分かりにくくなったりすることもあるでしょう。そうすると、途中でサイトを離脱されてしまうこともあります。
上記のようなことを防ぐ方法として、ペルソナの設定が挙げられます。ペルソナを設定してプロジェクト内に周知すれば方向性の一体感が生まれたり、内容に抜け漏れがなくなったりするでしょう。
また、記事を書く上でも幅広くではなく、必要な事項を深く掘り下げていくこともできるのではないでしょうか。
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