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2016年3月1日
新しくブログやサイトを作る際には「ドメイン」という言葉が自然に耳へ入ってくるものです。しかし、ドメインには新規取得するものと中古のものがあります。そこでこちらでは、新規と中古との違い、中古ドメインの取得方法や注意点などをご紹介します。
目次
ドメインとは、ネット上における住所のことを指します。これがサイトごとに違うため、クリックなどをすると間違えることなくそのページに誘導されるのです。
サイトやブログを開設するには、住所であるドメインが必須になります。その取得方法としては、新規と中古があります。
そこでこちらでは、新規ドメインと中古ドメインの違いを簡単にご説明します。
ドメインは、HPのURLやメールアドレスに含まれる部分です。URLでいえば「https://www.◯◯.jp」のうち「◯◯.jp」の部分がドメインに当たり、wwwをホスト、jpやcom、netなどをトップレベルドメインと呼びます。
新規ドメインの場合、独自性を持たせた名前を自分で決められるのが特徴です。ただし、有料独自ドメインと無料で使えるドメインでは違いがあります。
独自ドメインは「◯◯.jp」のようにトップレベルを含めた部分も併せて自分で決められます。それに対し無料の場合は「◯◯」の部分しか決定権がありません。そのため、特徴的な新規ドメインが欲しい人は独自ドメインを取得する必要があります。
ただし、既に違う人が目的のドメインを使っている場合は利用できませんので、トップレベルを変更するなどの工夫が必要となるでしょう。
中古ドメインとは一度誰かが取得したもので、なんらかの理由で手放したものです。取得した会社との契約にもよりますが、1年や3年ごと、10年契約など決まりがあります。
この期間ずっと更新料を払い続けていれば所有権が継続します。ところが、更新を怠ったり、もう必要がなくなったから放置したりなどの状態もあり得るでしょう。
そうなれば、そのドメインは宙に浮きます。この期限切れになって売りに出されたものが「中古ドメイン」です。
中古ドメインを購入する場合、新規取得とは異なる点があるのをご存知でしょうか?こちらでは、購入方法と取得するときのメリットや注意したほうがよい点などをご紹介します。
中古ドメインを取り扱っているサイトには、中古ドメインに特化したものと、新規と中古のどちらも取り扱っているところがあります。また、個人で売買する、海外のオークションを利用するなどの方法もあるでしょう。
この中でリスクを下げたいなら、信頼できるサイトから出されているものを購入するのが基本です。
中古ドメインを取得する場合のメリットとして挙げられるのは、ドメインパワーです。一般的に新規取得ドメインのサイトを検索エンジンに認識をしてもらうのに要する期間は、数カ月から半年といわれています。
ところが、中古の場合はすでに認識されているため立ち上がりが早いのです。立ち上がりが早いということは、最初から上位表示される可能性も高くなります。
そしてもう一つが、旧サイトですでについている被リンクを引き継げる点です。昔ほどではありませんが、上位表示には優良な被リンクの数が関係するといわれています。そのため、始めて間もないHPへリンクがついていることは有効に働く可能性があるのです。
ただし、メリットの裏側には注意点も存在します。それは、すべての中古ドメインが優良とは限らない点です。旧サイトが健全でなかったり、非優良リンクがついていたりなどの負の資産まで引き継ぐことになるかもしれません。
そこで、購入前に目的のドメインのアーカイブを検索してみたり、被リンクをチェックしたり、セーフブラウジング機能を使ったり、ブラックリストをチェックするサイトを利用したりしましょう。
新しいサイトを運営するときに中古ドメインを使うメリットは、新規で取得するより検索エンジンに早く認識してもらえることと、被リンクを引き継げる点です。ただし、旧サイトの性質によっては不利になることもあります。
そこで、購入前にきちんと調べたり、購入相手の確認をしたりしてメリットとリスクのバランスを考えるようにしましょう。
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