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2016年5月29日
エンジニアの中でもシステムネットワークや通信インフラに特化しているインフラエンジニアは、企業のネットワーク構築・維持に欠かせない重要な役割を担っています。
そんなインフラエンジニアは、年収がどのくらいなのか気になっている人も多いことでしょう。
今回は、インフラエンジニアの平均年収をはじめとして、職種別・男女別・年齢別・役職別の年収を詳しく解説します。
また、高年収を稼ぐインフラエンジニアになる方法なども紹介します。
目次
転職サイトdodaによる調査によると、インフラエンジニアの平均年収は約450万円でした。
現在IT業界全体でエンジニアは人手不足になっており、需要が高まっていることもあり年収は上昇傾向にあるようです。
未経験や入社1年目は、最初の年収は250万~380万円で、経験やインフラ知識の有無によって年収に開きが出てきます。
例えば、未経験であっても「CCNA」「LPIC」などのインフラ系の資格を取得していれば、年収はぐんとアップします。
インフラエンジニアとは、ITにおけるインフラであるサーバーやネットワークといった基盤をつくる仕事をしています。
サーバーやネットワークがなければ、Webサイトはつくれません。サービスの規模や通信する量などを考え、適切な基盤をつくるのがインフラエンジニアの仕事なのです。
インフラエンジニアは、インフラを司る仕事ということもあり、インターネットが無くならない限り仕事がなくなることはありません。例え会社が倒産したとしても、あらゆる場所で活躍できる、とても重宝される人材になり得ます。
インフラエンジニアになるには、サーバーやネットワークの知識と経験が必要です。知識を身に着けるには現場での経験も重要ですが、IT系のスクールなどで学んで独自で知識を取得することも可能です。
また、未経験でインフラエンジニアを募集している企業もあるため、未経験の場合はそういった求人を狙うという方法もあります。
ここからは、職種別や男女別といったカテゴリー別の年収を紹介します。
インフラエンジニアの中には、いくつかの職種があります。
・LPIC保持者の平均年収
LPICとはLPIが実施している技術者認定資格のことです。この資格を保持している人の年収は「450万円~650万円」と言われています。
・CCIE保持者の平均年収
CCIEとは、インフラエンジニアとしては最高レベルの資格です。ネットワーク機器企業のシスコシステムズが運営を行っている上位認定資格で、平均年収は「550万円~750万円」と高年収になります。
・Oracle Master保持者の平均年収
日本オラクルが運営している認定試験であるOracle Masterは、LPIC保持者とあまり変わらない年収となります。平均的な年収は「500万円~600万円」です。
男女別の平均年収には、少し開きがあります。男性の平均年収が470万円程度なのに対し、女性の平均年収は370万円と差があります。
年齢別の平均年収は、年齢が高くなるにつれて増加します。20代が約370万円、30代が約520万円、40代が約600万円、50代以上が約660万円と言われています。年齢とともに知識や経験が深まるにつれて、年収も上がっていきます。
インフラエンジニアで高年収を稼ぐには、それなりのポジションに就くことが大切です。
例えば、ITマネージャー、インフラ管理者、ネットワークプロジェクトマネージャー、シニアネットワークアナリストといったポジションは、平均年収が800万円~1500万円と高収入になります。
また、ビジネス英語ができる、エンジニアとして7年以上の経験がある、予算や進捗管理の経験がある、OSなどに関する深い専門知識を持っている人材はとても需要があり、年収が高い求人も多くなります。
インフラエンジニアとして高年収を稼ぐには、経験や深い専門知識を持っていることがポイントとなります。
インフラエンジニアの年収や、高年収を稼ぐために必要な要素について解説してきました。
インフラエンジニアは企業に欠かせない存在であり、これから先も仕事がなくなることはありません。
より知識を深めたいという意欲があれば、誰でも年収アップが狙えます。
インフラエンジニアとして長く活躍したいという人は、自己鍛錬を重ねて価値のある人材を目指していきましょう。
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