ドローンは空撮だけじゃない!活躍の場や種類について

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2020年6月10日

以前より話題になっているドローンですが、どんな用途で使用されているか知っていますか?

空から撮影!は基本ですが、ドローンを配送で使うといった実験も行われています。

今回はそんな「ドローン」について紹介したいと思います。

ドローンとは?

ドローンとは「無人航空機」です。

無人航空機の定義は以下になります。

 

構造上人が乗ることができない機器であって、遠隔操作又は自動操縦により飛行させ
ることができるものを指しますが、重量(機体本体の重量とバッテリーの重量の合計)
200g 未満のものについては、「無人航空機」には該当しません。
出典:無人航空機(ドローン、ラジコン等)の飛行に関するQ&A 国土交通省 航空局

 

しかし、世間的には重量が200g未満のものであってもドローンという認識ですのでややこしいですね。

ドローンを飛ばす際には規制やルールがありますのでしっかり確認したうえで操縦しましょう。

官公庁が発行する正式な「免許」というものは実際には存在しませんが、国土交通省が認定した民間の団体が発行する「資格」は存在します。

ドローンの用途

ドローンはすでに様々な場面で活躍していますし、今後活躍する場も増えてくると思います。

以下に紹介する用途の他にも、そんなところでも活躍しているの!?といったものもあります。

プロモーション・広告 お馴染みの空撮です。
空からの写真や映像をドローンで簡単に撮ることができ、画質もとてもきれいに撮影できます。
測量・調査 建設業界などで活躍しています。
ドローンを利用する事で、今まで時間のかかっていた測量を、より簡単に、より正確に、より短い時間で行います。
物流 ドローンの活躍が一番期待されているのは、物流ではないでしょうか。
遠隔地にポツンとあるような一軒家に、車で郵送物を届けるのは非効率です。
日本においては、まずは離島や山間部での活躍が期待されています。
農業 農薬散布においては、大型のラジコンヘリコプターによる農薬の散布が主流でしたが、
ドローンは小回りが効き、ピンポイントで農薬を散布できる為、今後はドローンが主流となるでしょう。
さらに、ドローンで農地を計測して農業の省力化、精密化に取り組むスマート農業が注目されています。
災害復旧 山や海での遭難者の捜索や、災害によって人が取り残された場合に、ドローンの活躍が期待されています。
日本では東京消防庁がドローンを使った救助実験をしています。
エンターテイメント
スポーツ
一般社団法人日本ドローンレース協会(JDRA)では
ドローンを軸にしたレースや様々な競技が行われています。

ドローンの種類

トイドローン

トイドローンとは、重量200未満のドローンのことです。

安価な値段で購入でき、誰でも簡単に操縦できます。

トイドローンでもカメラ付きの空撮できますので家族や友人と楽しめるでしょう。

国土交通省の無人航空機(ドローン)の定義は、重量200g以上の機体がドローンという扱いになります。

ですので、トイドローンはドローンではありません。

その為、航空法の規制外というメリットがあります。

ただし、200g未満のトイドローンでも規制があるので気を付けましょう。

※国の重要施設の周囲300mの地域は飛行禁止等があります。

空撮ドローン

空撮用ドローンとは、言葉の通り空中から撮影をするドローンです。

重量200g以上のドローンで高性能カメラなどを搭載したタイプです。

通信距離が長いため、遠くから広大な景色を撮りたいときに最適であり、高画質な映像を撮影して、映像制作などに活用することができます。

ただし、200gを超えるドローンを飛行させる際には航空法が適用されるので、事前に国土交通省の許可や飛行ルールなどを確認する必要があります。

産業用ドローン

産業用ドローンには様々な種類があり、様々な業界で活躍しています。

上空から農薬を散布したり、人が侵入できない場所を撮影したり、点検や測量目的で使用されています。

産業用ドローンはカメラの位置を変更できるなど、使用用途に応じて撮影できるのが特徴です。

さらに、高度な自立操縦システムの搭載で飛行制御に優れているため、設定したエリアを自立飛行させたい場合にも活躍します。

今後も特定の分野で活躍するドローンが誕生すると思います。

レース用ドローン

ドローンレース専用のレーシングドローンもあります。

代表的なドローンレースを、正式には「FPVドローンレース」といいます。

※FPV(First Person View)とは、コクピットにいるパイロットの視点で操縦することです。

時速150kmを超えるドローンを、ドローンの目線で操縦するモータースポーツです。

また、マイクロドローンレースという、30g以下のドローンで行うレースもあります。

さいごに

ドローンの需要が増えていくにつれてドローンの販売やレンタルといったビジネスも増えていくのかなと思います。

また、今後規制が厳しくなると正式なドローンの免許を取ることになるかもしれません。

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