WEB
2022年8月2日
ホームページは「商品に興味を持って欲しい」「問い合わせを促したい」など、何かしらの目的のもとに作られます。
ただし、ただ制作しただけでその目的が叶うわけではありません。ユーザーの導線をしっかりイメージしながらホームページを設計することが必要なのです。
本記事では、ホームページの導線の概要とともに、導線を設計する際のポイントを解説します。
ホームページの導線とは、ホームページ制作側が想定するユーザーの動きのことです。
例えばお店を作るとき、お店側では顧客を売り場Aに誘導し、次に売り場Bに誘導し、最終的に売り場Cに誘導したいなど、顧客の理想的な動き、導線をイメージしながら、どこにどのような売り場を設置するか考えます。
ホームページ作りも同じことです。ただなんとなくあちこちにコンテンツを置いても、ユーザーはこちらの望むような動きはしてくれません。
それどころか「何がどこにあるかわからない閲覧しにくいサイトだ」と感じ、サイトから離脱してしまう可能性があります。
ホームページの導線をしっかり設計することで、ホームページ制作側としてはユーザーが意図した動きをしてくれやすい、ユーザー側としてはわかりやすく利用しやすいホームページができあがります。
それでは、ホームページの導線を設計する際のポイントを解説します。
これらのポイントを押さえておけば、有用なホームページを制作できるでしょう。
まず大切なのは、ユーザー目線を意識してホームページを作ることです。ユーザーがホームページを訪れる目的はさまざまです。
少し興味を持っている程度の人、もう商品の購入を決めている人、多様なユーザーの来訪が想定されます。
このユーザーたちは自分の求める結果を得られなければ、すぐにページを離れていってしまうでしょう。
ユーザーが何を求めているか、そのニーズを満たすにはどのような動きでページを閲覧していくことが望ましいか、「自分がユーザーだったらどう考えるか」を忘れず、具体的に導線をイメージしましょう。
導線を考える際に最初にはっきりさせておきたいのが、導線のゴールです。
ゴールが明確でなければ、導線自体も不透明なものになってしまいます。
「資料請求してもらう」「商品を購入してもらう」など、ゴールをしっかり決めてから導線を設計しましょう。
ナビゲーションをわかりやすく配置することも大切です。
ナビゲーションとは、ホームページ内のどこに何があるのかを案内する表示のこと。
グローバルナビゲーション・サイドメニュー・パンくずリストなど、いくつかの種類があります。
どこに何のコンテンツがあるかわかりづらいサイトは、ユーザーがストレスを感じ早々に離脱してしまいやすくなります。
すみやかに導線に誘導するためにも、ナビゲーションはデザイン性よりわかりやすさ重視で考えてください。
最後のポイントはランディングページにこだわることです。
ランディングページは、ユーザーがそのサイトで初めに閲覧するページ。サイトの第一印象はランディングページで決まります。
ランディングページでユーザーの気持ちをつかめなければ、サイト内のほかのコンテンツに誘導することもできないでしょう。
単なるサイトのトップページと思わず、キャッチーなデザインを意識したり、ユーザーの興味を引くリンクを設置したり、細部までこだわってみてください。
ホームページの導線は、ユーザー目線でわかりやすく設計することが大切です。
そして、実際ホームページを立ち上げた後も、ユーザーの動きを細かく分析し、場合によっては改善を繰り返しながらより良いホームページになるようブラッシュアップしていきましょう。
ぜひこの記事を参考にしながら、自社サイトの導線を具体的に考えてみてください。
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