WEB
2022年9月3日
ウェブページの制作を検討している人の中には、「ホームページとランディングページとの違いが分からない」という人もいるのではないでしょうか。
その効果を最大限引き出すためには、目的にあったウェブページを制作することがとても大切です。
ここでは、ランディングページの特長やホームページとの違いなどについて解説していきます。
ランディングページは、英語で「Landing Page」と表記します。
LPと略されることも多く、広義と狭義、2種類の意味を持っています。
広義での意味は「ユーザーがウェブサイトの中で最初にアクセスしたウェブページ」です。
検索エンジンの検索結果や広告、SNSなどその経路には様々なものが考えられるでしょう。
一方、狭義での意味は「ユーザーが目的を達成するために作られたウェブページ」です。
単一の商品やサービスに対し、紹介を行っていきます。販売する商品やキャンペーンごとに作られていることも、注目すべき点でしょう。
一般的には、ランディングページ制作はこちらを意味する場合が多くなっています。
ユーザーが持っている目的は商品やサービスの購入、予約、資料請求やお問い合わせなど、実に様々です。
そして、このような目的を達成するために作られているのが、ランディングページということになります。
ランディングページは1ページで構成されています。
「集客からクロージングまで」という一連の流れをその中にすべて集約させるため、必要な情報が増えてどうしてもボリュームが大きくなってしまいます。
その結果、縦長のページになっていることがほとんどです。
また、ユーザーがアクションしやすいような工夫も施されてます。
「ご購入はこちら」など大きなボタンが設けられており、スムーズな流れで目的が達成できるようになっているのです。
この点は、ランディングページならではの特長とも言えるでしょう。
ホームページを制作する場合は、ページ移管などの導線に配慮する必要があります。
メンテナンス性も考慮しておくことが大切です。
一方、ランディングページは独立したウェブページであるため、これらの心配がないと言えます。
ただし、基本的にメンテナンスは不要ですが、離脱率が高いなど何らかの課題がある場合は改善が必要です。
定期的に見直しをすることも視野に入れておきましょう。
また、ホームページの場合は長期的な運用を目的としているため、SEO対策が欠かせません。
反対に、ランディングページは短期的な運用を目的としており、効果の即効性を求めるため、SEO対策を行ってもその効果を得ることは難しいです。
ランディングページの場合はSNSや広告を使い、ユーザーを促すスタイルがメインとなっています。
そして、他のページへのリンクがほとんどないこともホームページとの違いと言えるでしょう。
リンクがあるとユーザーの回遊率は上がるものの、関係のないページに流れてしまうケースも少なくありません。
目的の達成率が下がってしまうため、ランディングページではあまり他のページへリンクさせません。
さらに、ランディングページはホームページに比べて、デザインのインパクトが強くなっています。
派手なカラーを使ったり、大きな文字を使うことも多く、魅力的なキャッチコピーがつけられていることもあります。
チラシのウェブサイト版と考えると良いでしょう。
ホームページやランディングページの制作には、費用や労力、時間が必要になってきます。
それぞれの特長をしっかり活かし、利益の最大化を図るためには、それぞれを正しく使い分け、目的に合わせて最適なものを選ぶことが欠かせません。
まずは知識を身につけ、どのようなウェブページが必要なのか判断するようにしましょう。
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