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2016年6月2日
「検索クエリ」は、アクセス解析を進める上で欠かせない知識の1つです。クエリを理解すれば、ユーザーがどんな言葉を検索してサイトを訪れたのか、具体的に何を知りたがっているのかを測ることができます。
今回は、検索クエリの概要やキーワードとの違い、クエリの種類、確認方法を解説します。
目次
検索とは「クエリとは」「クエリ キーワード 違い」といった、ユーザーが検索窓へ入力した単語やフレーズのことです。たいていの場合、ユーザーが知りたいと思っている単語が入力されるため、検索クエリを分析すればユーザーの意図を理解することができます。
例えば、「クエリとは」と検索した人はクエリに関する基本的な知識を知りたいのに対し、「クエリ キーワード 違い」と検索した人は何となくクエリの概要を掴んでいる可能性が高く、基本よりは少し突っ込んだ内容を知りたいと思っていると言えます。
検索クエリはユーザーが入力した単語なのに対し、キーワードはマーケティングをする側が用いる言葉として使われます。例えば、「スーツ 通販」「スーツ オンラインショップ」はクエリで、マーケティングする側はこれらのクエリを元にして「スーツ」をキーワードとして広告内に取り入れていくのです。クエリが最初にあって、それを分析することでマーケティングに必要なキーワードを設定するという流れです。
検索クエリには、大きくわけて3つの種類があります。
情報収集を目的としたクエリのことです。「Doクエリ」とも呼ばれています。例えば、「ダイエット やり方」「チョコケーキ レシピ」などが挙げられます。
商品の購入など具体的な行動を目的としたクエリのことです。「Knowクエリ」とも呼ばれています。例えば「時計 メンズ 通販」「TOEIC アプリ ダウンロード」などが挙げられます。
特定のサイトを訪れる際に使われるクエリのことです。行きたいページが決まっているため、「Goクエリ」とも呼ばれています。例えば「Amazon」「YouTube」などはナビゲーションクエリと言えます。
検索クエリは、GoogleAnalytics、Serach Consoleの2つのツールから確認することができます。
Serach Consoleにログインしたら、「検索トラフィック」内の「検索アナリティクス」 を開きます。そして、「クエリ」を選択することでいつでも検索クエリを確認できるようになります。Serach Consoleでは、クエリごとの「合計クリック数」「合計表示数」「クリック率」「平均掲載順位」も確認することができます。
GoogleAnalyticsとSerach Consoleを連携させることで、Analytics内で検索クエリを確認できるようになります。Analyticsでは、「集客」内に「Serach Console」があります。一度にアクセス解析とクエリの分析が行えるようになるので、効率的に分析したい人は2つを連携させることをおすすめします。
検索クエリの概要やキーワードとの違い、確認方法などを解説しました。クエリには、ユーザーが「今知りたい」と思っていることが如実に表れます。そして、サイトを上位表示させたい、アクセス数を伸ばしたいといった際にも、クエリの確認は欠かせない作業と言えます。
一度分析したクエリも、トレンドや時間の経過によって変化することもあります。検索クエリを日々チェックして、ユーザーの意図を理解したサイトづくりを目指しましょう。
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