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2016年7月20日
ブログやホームページを開くことになったときに必要になるのが、ドメインとレンタルサーバーです。プロバイダのものを使うなら必要ありませんが、独自ドメインを使いたいときは自分で取得するしかありません。そこで、独自ドメインを取得するにはどこがおすすめなのか見てみましょう。
目次
ドメインがなにかご存知でしょうか?ドメインとは、ネット上の自分のブログやホームページの住所です。これがないと、世界中からアクセスすることができません。そのため、ブログやサイトを公開するにはドメインが必要になります。
また、ドメイン名とは「https://www.◯◯.com/」のうちの「◯◯.com」の部分で、独自ドメインではここを自分の好きなものに設定できるのです。
一方、独自ではないドメインもあります。それは、契約プロバイダのサーバーを借りてホームページを開いたり、無料ブログを使ったりしたときです。この場合は、ドメイン名は借りている企業名が指定したものになります。
そのため、自分だけのドメインを手に入れたければ、独自ドメインを取得することになるでしょう。
「https://www.◯◯.jp/」というURLがあったとします。このうちドメインと呼ばれるのは「◯◯.jp」です。それを二つに分けると、「.jp」の部分がトップレベルドメインで、「◯◯」がセカンドレベルドメインと呼ばれます。
トップレベルドメインは国や特定の分野に割り当てられていますが、セカンドレベルドメインは自分で自由につけることができる部分です。そのため、同じセカンドレベルドメインであってもトップレベルドメインが違えば、違うURLということになり、どうしてもそのセカンドドメインが使いたい場合は、トップレベルドメインを変えれば使える可能性が広がります。
独自ドメインを取得するには、どのようなドメイン名にするかを決めることが重要です。ただし、ドメイン名によっては、すでに別の人が取得済みの場合もあります。
ドメインには、個人で取得できるものと、企業や団体にしか許されていないものとに分かれるため、注意が必要です。
企業や団体が取得できるドメイン(jpは日本を表します)
co.jp | companyの略で企業を意味し、日本で登記済みの会社や企業が取得可能です |
ne.jp | networkの略で、団体・個人の両方がネットワークサービスごとに取得可能です |
or.jp | organizationの略で、非営利法人が使います |
go.jp | governmentの略で、日本の政府に関連する組織が取得できます |
lg.jp | local governmentの略で、地方自治体が取得できます |
ac.jp | academicの略で、日本の高等教育機関が使います |
個人が取得できる代表的なドメイン
.com | commercialの略で、誰でも取得できます |
.net | networkの略で、誰でも取得できます |
.org | organizationの略で、非営利団体や組織が使います |
.info | 使用に際しての限定がないため、誰でも使えます |
.biz | ビジネスを目的として使います。ただし、ほかと違い規約が複雑です |
.jp | 企業、個人の両方で取得できますが、基本は取得者の氏名などが公開されます |
ほかにもドメインはありますが、珍しい、新しいドメインならSEOの対策に強いというわけではありません。また、更新料も高い傾向にありますので、わざわざ取得する意味があるのかよく考えましょう。
ドメイン取得ができるレジストラ(登録事業者)の中で一番有名な会社です。運営はGMOが行っています。ドメインも安いものがあり、2020年3月現在では「.work」が初年度1円・更新料990円です。支払い方法は、クレジットカード、銀行振込、コンビニ払いから選ぶことができます。ただし、コンビニ払いは支払い手数料が必要です。
お名前.comは便利ですが、一つ注意点があります。それは、申し込みのときに必ず「Whois情報公開代行」欄にチェックを入れることです。これを忘れると、個人情報がすべて公開されてしまいます。
チェックはデフォルトでは外されていますので、見逃さないようにしましょう。新規登録と同時なら無料ですが、チェックを忘れて後から追加することになれば、追加料金が必要になります。
こちらは、GMO傘下のリセラー(取次事業者)で、GMOデジロックが運営しています。バリュードメインの特徴としては「.jp」ドメインのWhois情報公開を代行してもらえるところです。基本的に「.jp」は個人情報が公開されています。そのため、信用度が高いドメインとなっています。
ところが、バリュードメインでは申込時に「登録者番号の公開窓口番号」をバリュードメインの番号にすることで、個人情報の公開を避けることができるのです。
個人情報公開が嫌で.jpドメインを諦めていた人は、検討してみましょう。
決済方法は、クレジットカード、銀行振込・郵便振替、コンビニ払い、WebMoneyです。
国内のほとんどのドメイン取得業者がGMO傘下なのですが、スタードメインはネットオウルが運営しています。
スタードメインの特徴は、独自ドメインを取得すると無料レンタルサーバーが利用できる点です。「商用利用OK、広告表示なし」というのは嬉しいところではないでしょうか。ただし、有料と違いサポートがない点とディスク容量が小さくなる点を確認した方がよいでしょう。
また、「.jp」「.org」ドメインのWhoisへの公開代行も無料で提供しています。
ほかにも、スタードメインでは「ネットオウルポイント」があります。これは、取得、更新、移管を行うとポイントがもらえ、支払いなどにも使えるものです。付与ポイントは、ドメイン価格の20%になります。
決済方法は、クレジットカード、銀行振込、コンビニ払い、PayPalです。
サイトを作ったり、ブログを持ったりするときにドメインはどうするかを考えるものです。独自ドメインではなく、プロバイダなどの借り物のドメインにするのも一つの方法でしょう。
しかし、自分だけのURLアドレスがよいとなれば、独自ドメインの取得が必須となります。
そうするとドメイン取得をすることになりますが、トップレベルドメインは会社により価格が異なるものです。トップドメインの価格や維持費、会社の安定感、情報の公開代行、ほかのサービスのどこを重視するのか考えて選択しましょう。
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