WEB
2022年2月6日
最近はパソコンやスマホの中でデータを管理せず、インターネットを介してデータやソフトを管理するクラウドサービスの需要が高まっています。その中でもawsは特に人気があります。今回はawsの概要や大まかなサービス内容について見ていきましょう。
目次
AWSは正式名称をAmazon Web Servicesと呼び、Amazonが提供するサービスの総称を略したものです。Amazonは大量の商品管理をする必要があり、自分達でシステムを開発しました。2006年から他社にも公開されるようになり、そのカスタマイズ性の高さから、クラウドサービスのシェア1位を獲得するまでになりました。現在では2位と圧倒的な差をつけています。
awsでは90以上、細分化すれば700もの機能があります。全ては到底書ききれないので、代表的なものを紹介します。
仮想サーバーを必要な分だけ利用出来るサービスです。貴方がwebサイトを運営していて、キャンペーン等を行い急にアクセスが増えた時等に、柔軟にサーバーを増強する事が出来ます。
データ保存のサービスです。インターネットを経由して動画や画像は勿論、excelやwordも保存可能です。容量に際限はなく、格納する量に合わせて課金料金が変わります。
クラウド内でリレーショナルデータベースを作成するサービスです。顧客リストや商品管理等、様々なデータ管理に活用出来ます。
アカウントの習得も簡単であり、電話番号やクレジットカードの番号等の基本的な情報、そしてプランを選択するだけです。後は管理画面で、利用したいサービスを選びましょう。
クラウドサービスの導入のメリットとして、初期費用が無料という事が挙げられますが、awsは更に幾つかのメリットがあります。
Amazonはawsの値下げを積極的におこなっており、その回数は10年間で70回になります。また従量課金制を導入しているので、料金は必要なサービス分だけです。使ってみて合わないと感じたサービスはその段階で止める事で費用も抑えられます。
awsは世界トップクラスのセキュリティを構築しています。自社で管理するよりも遥かに安全です。また仮に顧客の情報が流失した場合、自社で管理をしていた場合は100%過失となりますが、awsを導入していた場合は過失割合をawsにも転嫁する事が出来ます。awsも責任を負う事を理解しているからこそ、常にセキュリティには細心の注意を払っています。
また災害時やネットワークが攻撃された時もシステムをすぐに復旧させる事が出来るので、予期せぬ事態にも対応可能です。
多くのサービスがあるawsですが、更に便利なサービスを日々生み出しています。年間に1500〜2000回の機能の更新が行われています。ソフトウェア・ハードウェアも常に最新の状態に保たれています。利用している内に貴方が必要としているサービスが作られるかもしれません。
awsはこれらのサービスの提供を行うだけであり、トラブルが発生した際は自社での対応が必要です。多くサービスがあり、それを上手く使いこなす必要もあるので、awsに対する理解や勉強が必要な点がデメリットと言えます。しかし勉強していく事で、新たなサービスへの理解も早まります。必要な投資と考えて、積極的に学んでいきましょう。
awsはシェアNo.1という事もあり、多くの魅力的なサービスとメリットがあります。導入も簡単に行えます。
サービスが多い分、本当に必要なサービスがどれかを選択しにくいかもしれませんが、使っていく内に心強いパートナーとなるでしょう。
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