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2024年5月20日
こんにちは。ラフデザインのデザイナーのアミです。
先日とある本の中で、「江戸紫」と「京紫」の使い分けについて知り、色の歴史についても勉強しないとなあと感じました。
デザインにはもちろんパッと見た印象が一番大事ですが、
色の名前や由来なども交えてご提案できれば、ワンランク上のデザイナーというプラスの印象にも繋がると思います。
今回はデザイナーとしての提案力を底上げすべく、色に関する知識についてまとめてみようと思います。
おすすめのサイトなどもご紹介するので、最後までご覧いただけると幸いです!
目次
デザインの配色に迷ったとき歴史からた辿って色を決めるのはいかがでしょうか。
色のイメージは何となく染みついている感覚もあるので、しっくりくるか来ないかで選ぶのも1つの方法ですが、知識から決める方が早い場合もあります。もちろんデザインとしての説得力も増します。
例えば前述した「江戸紫」と「京紫」の場合。
「江戸紫」は江戸で染めた紫の色で、青みががかった紫色を指します。
一方で「京紫」は赤みがかった紫色です。京都で染めた紫の色で、「江戸紫」に対して名づけられました。
同じ日本の紫色ですが、「江戸紫」は革新的・活気・力強さをあらわすのに対し、「京紫」は高貴さ・優雅さ・伝統をあらわします。
なので、革新的なイメージを持たせたいときは青みがかった紫、伝統的で高級感のあるイメージを持たせたいときは赤みがかった紫を選ぶと良いかもしれません。
地名や文化、色の名前から由来やカラーコードが分かるサイト。
歴史や文化などを知ることができるので、純粋に読み物としてもおすすめです!
カラーコードを入力して検索すると、反対色や補色、似た色の名前、色覚異常の方の見え方など、その色に関する情報を知ることができます。
他にも、名前付き色を選択してカラーピッカーを選択すると、類似の色のカラーコードと名前の一覧が表示されます。
この中から、デザインするもののイメージに合いそうなカラーを選ぶのもいいかもしれません。
色の名前が全く分からない状態でも感覚的に選択して似た色の名前を知ることができるので、色の知識が一切ない方にも使いやすいサイトだと思います!
今回はデザインの発想方法の1つとして、色の歴史や名前を知るということをご紹介しました。
少しでもデザインを学ぶ人の参考になれば幸いです。
私もご紹介したサイトを活用しながら色の知識を蓄えていけるように頑張ります!
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