WEBディレクターにライティングスキルって必要?スキルをあげるためにやってみたこと

WEB

2024年3月29日

こんにちは、ラフデザイン アシスタントディレクターのマミコです!

今回はWEBディレクターというポジションからみた、ライティングスキルの重要性についてお話します。

実務を通して見えてきた、WEBディレクターに必要なスキル

WEBディレクターとして働きはじめてはや半年…。

ようやく、WEB制作の流れやコツのようなものがみえてきた今日この頃です。

入社前は『WEBディレクター 仕事』やら『WEBディレクター 必要なスキル』といった文言で検索しては、未知の業務内容にこっそりビクビクしていました。検索や本に頼って知識を詰め込み備えていたものの、入社日が近づくにつれ、心配事が増えていったことをおぼえています。

そんなこんなではじまったWEBディレクターとしての職歴ですが、入社前に想像していた『WEBディレクター像』と『実際のラフデザインのWEBディレクター』とでは、やっぱりいろいろと違いがありました。

その中でも一番大きかったのが『WEBディレクターってライティングするの?』というところです。

そもそも、WEBディレクターの業務内容とは

WEBディレクターの業務内容は、WEBサイトの制作や更新に伴うプロジェクト進行管理をはじめ、クライアントの要望・課題のヒアリングやご提案、品質管理など多岐にわたります。

担当する業務内容が幅広いからこそ、ビジネススキルやヒューマンスキルなど求められるスキルもかなり多くなっています。

しかし、いわゆる『WEBディレクターに必要とされるスキル』としてライティングスキルがあげられていることは少なく、一見必要ないようにも感じるかもしれません。入社前の私がまさにそれでした。

では一体どんな時にライティングスキルが必要とされるのか。

ラフデザインのWEBディレクターの場合は、ワイヤーフレームを作成する段階で一番必要になってきます。

もちろん制作会社によって異なりますが、ラフデザインではWEBディレクターがライターを兼任し、細部のテキストライティングまで含めてワイヤーフレームを作成していることがほとんどです。

WEBディレクターがライティングスキルを身につけるメリット

一番のメリットはワイヤーフレームの精度があげられることです。

ホームページの視覚的要素は『デザイン・ビジュアル』と『ライティング』に分けられます。制作の過程において、絶対にどちらかを先にしなければならないということはありません。テキスト部分は空白で、構成のみを落とし込んだワイヤーフレームであっても、デザインは可能です。

しかし、サイトの制作目的や全体のストーリーを踏まえたうえでライティングしたワイヤーフレームを用意することが、デザイナーからより良いデザイン案を引き出すことにもつながると感じています。

ライティングって意外と難しい…

そんなこんなで、私もワイヤーフレームを作成する段階でがっつりライティングを担当しているのですが、これがいかんせん難しいのです。

ページによっては、事業内容の深いところまで踏み込んだ内容を書くこともあり、お客様のことをお客様以上に知っていないと書けないのでは?と思うこともしばしば。

元々文章を書くことに抵抗はない私ですが、ホームページに掲載する文章のほとんどをライティングするとなると若干ネガティブな気持ちがでてきてしまいます。

しかし、そうも言っていられません。うだうだ考えずに、まずは少しでも『ライティングスキル』をあげよう。重い腰をあげて勉強してみることにしました。

スキルを伸ばすためにやってみたこと

やってみたことその1:とにかく文字に触れる機会をふやす

新聞でも、本でも、漫画でも、ブログでも何でも良いと思います。まずは自分の好きな媒体やジャンルからでも、文字に触れる機会を増やしていくことで、自分の中に表現方法をストックしていくことができます。

ビジネス誌などのお堅い文章から、エッセイや漫画などの読者の感情にフィットするような文章まで、ターゲットが違うとアプローチ方法もまったく違うので、読んでいるだけでもかなり勉強になります。

個人的には絵本が一番参考になりました。少ない文字数で、どれだけ鮮明に情景を思い描けさせられるか。無駄な言葉のそぎ落とし練習にも有効です。

やってみたことその2:「て・に・を・は」や接続詞に注意してみる

文章を読む側でいるときには気づきやすいものの、書く側になるとついついミスがでてきてしまうのが、「て・に・を・は」や接続詞です。反対に、ここを優先的に校正することですっきり読みやすい文章になることも。

接続詞については、同じものを使用していないか、している場合はほかの接続詞で言い換えられないかという視点でみてみると、一気にこなれた文章に仕上がるような気がします。

また、文章の長さやターゲット層に合わせて単語を足し引きしたり、類語で言い換えてみたりするのも効果的です。

やってみたことその3:とりあえず書いてみる

最後は実践です。アウトプットの数が多ければ多いほど、語彙や言い回し・文章の流れの作り方などが洗練され、読みやすい文章を作ることができるようになります。

お客様の事業内容やサービスの詳細など細かい内容がわからない場合も、とりあえず書きあげてみることをおすすめします。ライティングした内容をもとにお打ち合わせすることでお客様にも確認がとりやすくなり、結果として正しい情報が掲載できるようになります。

最後に

いろいろ書きましたが、WEBサイト制作にまつわる『ライティング』は様々。『コピーライティング』や『SEOライティング』、『Webライティング』など専門的な知識が必要なものがまだまだたくさんあります。

WEBディレクターがライティングスキルを身につけることで、デザイナーやコーダー・エンジニアに意図が伝わりやすくなり、最終的によりよいホームページを制作することができると信じて学びつづけたいと思います!

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