WEB
2016年1月1日
普段何気なく利用しているウェブサイトには、ユーザーが使いやすいようさまざまな工夫が凝らされています。
「グローバルナビゲーション」も、そのひとつです。今回は、グローバルナビゲーションがどのようなものであるか、また、ウェブサイトにおいて重要である理由について分かりやすくご紹介します。
目次
まずは、「グローバルナビゲーション」が何のことを指すのかについてと、どのような役割があるのかについて見ていきます。
グローバルナビゲーションは、ウェブサイト上の全てのページに表示される同一のメニューのことです。ウェブサイトのどのページを開いても、また、ページの下に移動しても、そのページの一番上に表示されています。
グローバルナビゲーションでは、各ウェブサイトにおける大きなカテゴリーが設定されています。
例えば、ニュースサイトの場合、ニュースの内容によって分けられるカテゴリーが設定されていることが多くあります。具体的には、国内、海外、政治、スポーツ、健康などが設定されています。
また、企業のウェブサイトであれば、会社概要や問い合わせなども多く見受けられます。
ユーザーがウェブサイト上のどのページにいようとも、グローバルナビゲーションによって簡単に別のカテゴリーにアクセスすることができ、あるページを閲覧していて、別のカテゴリーのページにアクセスしたい場合などにも簡単に閲覧することが可能になります。
例えばニュースサイトを閲覧しているときに、政治に関する記事を読んでいても、グローバルナビゲーションにある「スポーツ」をクリックまたはタップするだけで、スポーツに関連するニュースが閲覧できます。
ウェブサイトの訪問者は、必ずしもそのウェブサイトのトップページを経由してアクセスするとは限りません。
検索サイトを参照している最中に表示された広告をきっかけに「あるECサイトにたどり着いた」、ということはよくあることです。
その場合でも、グローバルナビゲーションがあることで、ユーザーはわざわざトップページにアクセスせずとも、そのECサイトが扱う他の商品のカテゴリーを瞬時に知ることができます。
ウェブサイトのグローバルナビゲーションが優れているものであれば、ユーザーにとって使いやすいウェブサイトであると言えます。
それでは、優れたウェブサイトナビゲーションとは具体的にどういったものでしょうか。その主な例をいくつかご紹介します。
グローバルナビゲーションに表示する言葉は、どんなユーザーでも分かりやすいものを使うことがまずは重要です。
ウェブサイトのコンテンツがどんなに優れていたとしても、ユーザーが簡単に認識できるメニューでなければ、ユーザーがそこまでたどり着く機会を喪失することになります。
グローバルナビゲーションに設定する言葉が分かりやすいものであったとしても、ユーザーの目に分かりやすく写らなければ機能しません。そこで、グローバルナビゲーションに表示する言葉を見やすくする工夫も必要です。
例えば、文字のフォントや色、余白をうまく活用することで、ユーザーにより分かりやすいメニューにするなどです。
ウェブサイト全体にスムーズにアクセスできるよう、グローバルナビゲーションから繋がるメニューはフラットな構造にするのがいいでしょう。
グローバルナビゲーションが分かりやすく設定されていたとしても、そこから展開されるサブメニューの構造が複雑なものであったら、ウェブサイト全体としては見づらいものになってしまうからです。
ウェブサイトの「グローバルナビゲーション」が何であるか、また、どういった役割があるかについて、優れたグローバルナビゲーションの例を挙げてご紹介しました。
具体例で挙げたように、グローバルナビゲーションはユーザーにとってわかりやすいものにすることが必要です。それはつまり、ユーザーのことがしっかりと考慮されたグローバルナビゲーションの作成が重要であると言えるでしょう。
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