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2016年1月1日
ディレクトリやフォルダなどの名称は、パソコンを使っているとよく聞く言葉です。
しかし、ディレクトリとサブディレクトリの違いがどういったものか説明を求められてもはっきり分からないという方もいるでしょう。また、似たようなところでフォルダというものもあり、混乱する方もいるかもしれません。
そこで、ディレクトリ、サブディレクトリ、フォルダとの関係性などをご紹介します。
目次
ディレクトリやサブディレクトリと聞くことはあっても、あまり深く意識せずにいる方もいるかもしれません。
しかし、パソコンやネットを利用していると、意味は分からなくても知らないうちに使っているものです。ここでは、知らずに使っているディレクトリについて簡単にご説明します。
階層分けという言葉を聞いたことはありませんか?階層分けする際には、ディレクトリやサブディレクトリが大きく関わってきます。
パソコンのドライブを開くとファイルがあり、そのファイルを開くとまたファイルがあるという状態を見たことがあるでしょう。このファイルがディレクトリで、一番大きなファイルの中にあるのがサブディレクトリです。
イメージとしては一番大きな箱がディレクトリ、その中にある箱がサブディレクトリ、2番目の箱の中にあるものもサブディレクトリとなります。
要するに、データを分類保存するためのファイルが「ディレクトリ」や「サブディレクトリ」と呼ばれるものです。
その中でも、階層構造の中で一番上にあるディレクトリを「ルートディレクトリ」といいます。
ディレクトリだけでなく、フォルダもよく使う言葉の中にあります。言い方が違うので別のものと思いがちですが、ディレクトリとフォルダは同じものです。
同じものなのに呼び方が違う大きな理由は、GUIとCUIというインターフェース(ユーザー操作)の違いからきていることが挙げられます。分かりやすく分類すると、
WindowsやMacに代表されるマウスやグラフィック画面で操作するものがGUI、
UNIXやLinuxなどのように文字入力操作(コマンド入力)するものがCUIです。
このうちGUIではフォルダ、CUIではディレクトリと呼んでいます。
パソコンのデータを保存するときだけでなく、サイト作成時に調べているとサブディレクトリという言葉が出てきます。さらにサブドメインも出てきて、どう違うのか気になるという方もいるでしょう。
こちらでは、サイト構築の際のサブディレクトリとサブドメインの違いについてご説明します。
サイトを作るときは必ずURLが必要になるため、「https://www.◯◯.co.jp」などのWeb上の住所を作ります。
このうちドメインと呼ばれるのは「◯◯.co.jp」の部分です。サブディレクトリは、元ドメインである「◯◯.co.jp」を基に作られます。
サブディレクトリとは、元ドメインの下に部屋を何個も作って、別の記事を入れていくイメージです。
そのため、中に入れていく記事は、大元のドメインと関連性があるものが適切といえるでしょう。
例えば「https://www.◯◯.co.jp/」が女性のお役立ちサイトだった場合、サブディレクトリとして「https://www.◯◯.co.jp/cosmetic」などにして化粧品の部屋であることを表します。
サブドメインもサイトの部屋を分けて記事を読みやすくするものですが、サブディレクトリと違い大元のドメインと関連性が薄いものを扱うときに使います。
どちらかといえば、部屋だけを分けるのではなく別棟を作るイメージに近いでしょう。
例えば、ポータルサイトなどを考えると分かりやすいのですが、一つのサイトにつき一つの話題だけでなく多くの記事が盛りだくさんです。
この場合、サブディレクトリとして下層に分類するのではなく、違う扱いにした方が分かりやすくなります。
サブドメインのURLは「https://www.shopping.◯◯.co.jp」というように元ドメインの前に目的のものがつくのが特徴です。
サブディレクトリは、パソコンのドライブでもサイトを構築する場合でも階層に分けていくという点では同じです。階層分けすることで、どこになんのデータや記事があるかを簡単に見つけられます。
データを分類するために大きな箱であるルートディレクトリを作り、その中に小さな箱であるサブディレクトリで分けていきます。
もっと分類したくなったら2番目のディレクトリの中にさらに箱を作るというイメージです。
サブディレクトリは、階層分けしていくときに作る箱と覚えておきましょう。
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