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2016年1月1日
スマートフォンやタブレットの普及に伴い、場所を選ばず従来より手軽に動画を楽しめるようになりました。動画配信サービスと言えば「youtube」が思いつく方も多いのではないでしょうか。
youtubeで配信されている動画のジャンルは多岐に渡り、いまや新しい情報源のひとつとしても利用者が増加しています。それに伴い、動画による広告のマーケットも、年々その規模が拡大する傾向にあります。
youtubeでの広告は、その特徴をしっかりと押さえれば料金を抑えながらも、効果的な広告を展開することが可能です。youtubeの広告の種類と料金、コストを抑えうまく利用する方法をご紹介します。
目次
youtubeに広告を出す際に頭に入れておきたいのは、出せる広告の種類と料金体系です。
youtubeで表示可能な広告は、大きく3つのタイプに分けられます。
・インストリーム広告
ユーザーが視聴する動画が再生される前後、あるいは視聴している途中に表示される広告です。最もユーザーの目に触れやすい広告タイプですが、広告の動画がスタートすると動画の右下に「広告をスキップ」というオプションが表示され、ユーザーは広告をスキップすることが可能です。
・バンパー広告
さきほどのインストリーム広告同様、動画の前後や再生途中で表示される広告である点は同じですが、ユーザーの意思で広告動画のスキップができないタイプの広告です。インストリーム広告で表示される「広告をスキップ」というボタンの表示自体がない、最長6秒の動画広告です。
・ディスカバリー広告
トップページや検索ページなどの一番上に表示されるタイプの広告です。
広告にかかる料金のシステムはとてもシンプルです。広告料金が発生する具体的ケースは以下となります。
・広告の動画が30秒以上もしくは最後まで再生された場合
インストリーム広告で広告動画がスキップされず、30秒以上もしくは最後まで視聴された場合のみ1回の視聴につき10円から数十円の広告料金が発生します。言い換えると、30秒未満にスキップされた場合には広告料金はかかりません。
スキップができないバンパー広告では、その広告動画が最後まで再生された場合のみ料金が発生することとなっており、広告動画の再生回数1,000回ごとに料金が発生します。
・広告に対してのアクションがあった場合
さきほどの広告動画の視聴時間の長さに関係なく、クリックされるなど、広告に対してユーザーによるなにかしらのアクションがあった場合に料金が発生するものです。ディスカバリー広告は、アクションごとに10円から数十円の料金が発生します。
以上で解説したyoutube広告の種類と仕組みを広告主の視点で考えた場合、料金を抑えながらもyoutubeで効果的な広告を出すためのいくつかのポイントが見えてきます。
インストリーム広告は、最後まで再生されなければ料金は一切発生しません。視聴したい動画の再生途中に広告が表示されると、よほど関心がない限りユーザーによる広告のスキップ率は高くなります。
これを逆手に取り、スキップされるまでの5秒間で視聴者にうまく印象付けができる広告を展開することができれば、広告料金をかなり抑えながらも効果的な広告をすることが十分に可能です。
youtubeでの広告料金は、広告主が金額を入札するかたちで設定することができます。具体的には、ひとつのアクションごとの単価を10円から数十円ほどで料金設定をします。バンパー広告は、再生回数が1,000回ごとの予算を設定します。1日あたりの上限が設定できるので、予算に応じた料金で広告を出せるメリットがあります。
まだまだユーザーが増えて続けているyoutubeは、広告には絶好のプラットフォームです。youtubeで出せる広告タイプと、料金の仕組みをうまく使えば、予算内で料金を抑えつつも、効果的な広告を打つことが可能です。もちろん、ターゲットの選定や広告動画のクオリティは大前提として、youtube広告ならではのメリットを大いに活用しましょう。
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