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2016年1月1日
パソコンにはウイルス対策ソフトを導入しているけれど、スマホにはしていない人もいるかもしれません。特にiPhone利用者が多い日本では、大丈夫と思っている人も多いでしょう。そこで、スマホにウイルスソフトが必要かを見てみましょう。
目次
スマホにウイルスソフトを導入している人の中には携帯会社が提供する有料版を利用したり、PC用の複数台使用可のものを使用したりしている人もいるでしょう。Androidスマホはパソコン同様、無対策でネットへ接続すると汚染アプリや不正サイト閲覧によりウイルス感染、フィッシング詐欺などに遭遇する可能性があります。
Androidは各社が端末を作成できるようにソースが公開されているため、iPhoneに比べ自由度が高いアプリが提供されているのが特徴です。しかし、一方でアプリによる感染リスクも上がります。
アプリの安全性や適切な許可権限の判断ができない、危ないサイトが分からない人はウイルスソフトを導入しましょう。
日本ではiPhone利用率が高いため、スマホのウイルスソフトがAndroidスマホを対象としたものであることを知らない人も多いでしょう。iPhoneにウイルスソフトがないのはApple社のOS(iOS)がセキュリティに強い前提で作られているため、ウイルスソフトの販売そのものを認めていないからです。
しかし、近年ではiPhoneでもウイルスに感染することが報告されているため、無防備では危険に感じます。そうなるとウイルスソフトの必要性も頭を過りますが、iOSでは同時に複数のアプリが稼働できない仕組みやアプリごとに独自のサンドボックスで実行する方法が確立しているため、バックグラウンドで働くウイルスソフトは用をなしません。
そのため、iPhoneではウイルススキャンができるソフトではなく不正webサイトブロックやフィッシング詐欺警告、盗難対策などのセキュリティ面強化目的のソフトを入れることになります。
1.Google Play以外からはアプリをダウンロードしない
Androidのアプリは自由度が高く便利な反面、悪意のあるウイルス(マルウエア)が仕込まれていることがあります。感染の可能性を低くするには、Google Play内の「Playプロテクト検証済」アプリを選ぶのが近道です。
2.OSは常に最新へアップデート
常に最新の状態にしておくことでセキュリティの脆弱性への対策が施されます。
3.怪しいサイトやメールを開かない、無闇に警告画面をタップしない
怪しいサイトは、フィッシング詐欺などの危険性があります。警告画面は脅しのことが多く無闇にタップしないのが無難です。
4.確かなWi-Fiしか使わない、自動接続はOFF
公衆Wi-Fiはセキュリティ面では安全とはいえず、ハッキングに利用されることもあります。危険性の高いFreeWi-Fiは繋がないようにしましょう。
5.スマホはロックして目の届く場所に
放置して目を離した隙に悪意ある第三者によりウイルスを仕込まれる可能性があります。
1.アプリのダウンロードはApp Storeのみにする
App Storeにあるアプリは、厳しい審査を通過しています。そのため、Google Playよりも安全です。
2~5はAndroid同じです。
6.セキュリティ対策が施されていないパソコンに接続しない
汚染されたパソコンに繋げてのデータ移動は危険性が高くなります。
7.2ファクタ認証の設定
Apple製品にはApple IDの2ファクタ認証設定があります。これを有効にしておくことでセキュリティをより高くできるでしょう。
スマホのウイルスソフトは、自分が使っているスマホの種類により違ってきます。Androidはできるだけインストールし、iPhoneは必要であればセキュリティソフトの導入も考えましょう。ただし、ソフトだけに頼らず自分自身のセキュリティ意識を高く持つことも大切です。
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