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2016年1月13日
日本のスマホ市場は、圧倒的にiPhoneが人気を集めていますが、最近では種類が豊富なアンドロイドの需要も高まりを見せています。しかし、アンドロイドはiPhoneに比べてセキュリティが弱く、ウィルスにかかりやすいという話も耳にします。
今回は、アンドロイドがウィルスにかかりやすいと言われる理由と、セキュリティ対策やおすすめアプリを紹介します。アンドロイドのセキュリティに不安がある人は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
アンドロイドは、GoogleからOSのコードが公開されているという特徴があります。コードが公開されていることで、問題点やトラブルが発覚した際などに世界中の技術者によって迅速に修正が行われる仕組みになっているのです。しかし、逆に悪意を持ったコードの改変などもリスクも高くなります。ある日突然、端末が使えなくなったり、権限がなくなったりするという可能性も0ではないのです。
一方で、iPhoneの場合はOSのコードがアップル社によって管理されており、公開もされていません。公開されていないことで、悪意を持ったコードの改変や悪用なども起こりにくく、安全性が高いと言われています。その分、問題点やトラブルの発覚が遅れたり、対応がアップル社にしか行えなかったりなどの欠点もあります。
アンドロイドがウィルスにかかりやすい理由として、「野良アプリ」の存在があります。「野良アプリ」とは、ネット上で直接公開されているアプリのことで、審査などを通していないためウィルスの感染源となります。
一方iPhoneの場合は、アップルストアの審査をクリアしたアプリしか公開・ダウンロードができない状態となっています。そのため、アンドロイドに比べてセキュリティなしでもウィルス感染の可能性は低くなるのです。
アンドロイドは、アプリを通してウィルスに感染することがあります。アンドロイドがウィルスに感染すると、以下のことが起こる可能性があります。
アンドロイドがウィルスに感染することで、端末内の個人情報が抜き取られたり、端末が勝手に起動したりすることがあります。アンドロイド端末には住所や電話番号、カード情報などの情報が詰まっており、それを抜き取られることでカードの不正利用などをされるケースも多いのです。
カメラが勝手に起動するのも、個人情報の流出に繋がります。カメラが勝手に起動することで、盗撮をされ画像の流出が起きることもあります。
アンドロイドのセキュリティ対策としては、以下の方法が挙げられます。最も有効な手段としては、ウィルス対策ソフトを入れることをおすすめします。
パソコンと同じように、アンドロイド端末にもウィルス対策ソフトがあります。これらは「セキュリティアプリ」と言われており、個人情報を守るための機能や、クリックサイトの表示をプロックする機能などが入っています。
アンドロイドで人気のセキュリティアプリとしては、セキュリティソフトで有名なノートンの「ノートンモバイルセキュリティ」や、トレンドマイクロ社の「ウィルスバスターモバイル」がおすすめです。特にウィルスバスターモバイルは、PC版でも利用者が多く、信頼度も高いのです。
どちらも一年間の利用で3,000円程度かかりますが、ウィルス感染で個人情報を抜き取られる被害を考えると、安い出費と言えるでしょう。
スマホ決済などのキャッシュレス化が進み、端末に入る個人情報は一層重要度を増してきています。アンドロイド端末に限らず、スマートフォンのセキュリティはしっかり行っておくに越したことはありません。正しい知識を持って、自分の情報は自分で守っていきましょう。
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