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2016年2月5日
スマートフォンなどのモバイルデバイスが普及し、思い立ったその時に、手軽になにかを検索することができるようになりました。モバイルデバイス上でなにかを検索したときに、検索結果に稲妻のマークを見かけたことはありませんか?
稲妻のマークがついたものは、ampに対応したページであることを表しています。この、ampに対応しているということは何を意味しているのでしょうか。
ampとは何のことでどういったものなのか、そのメリットについてもわかりやすくご紹介します。
目次
ampとは何なのか、まずはその言葉の意味と、どのようなものかについて解説します。
ampとは、英語の「accelerated mobile pages」を略したものです。
日本語では「アンプ」と呼ばれます。
accelerated mobile pagesは日本語に訳すると、高速化されたモバイルページという意味です。
ampは、GoogleがTwitterと共同で開発した仕組みです。
モバイルデバイス上でのホームページ表示におけるパフォーマンスを向上させるために開発されました。
ampによりモバイルデバイス上でのホームページ表示速度が大幅にアップします。その速度は非対応のものにくらべ約4倍ほどと言われていますが、どのような仕組みになっているのでしょうか。
検索サイトから閲覧したいページにアクセスする場合、そのページをクリックした後にサーバーにあるHTMLや画像などの読み込みがスタートします。この読み込みが完了するとページが表示われるわけですが、通常はこの読み込みに時間がかかってしまいます。
amp対応のページは、あらかじめ検索サイトのサーバーに読み込むべきデータが一時的に保存してあるため、クリックした後にいちからのデータの読み込みが不要となります。
このため、ページ表示にかかる時間が大幅に縮小し、ユーザーは短時間でアクセスできるという仕組みになっています。
検索結果で稲妻のマークがついているものや、「AMP」との表示があるものがamp対応のページであることを表しています。ampに対応したページには、非対応のページと比べてどういったメリットがあるのでしょうか。
ampに対応させることで、非対応である場合と比較するとコンテンツの表示が大幅に高速化し、ユーザーがより速くアクセスできるようになることは最大のメリットです。
非対応のものより速くアクセスできるだけでなく、モバイルデバイスでの表示に適した、より読みやすいページであることも特徴のひとつです。
モバイルデバイス上では、ユーザーがページ表示に要する時間がわずか数秒でも長いと感じる傾向にあるため、より速いアクセスは大きなメリットであると言えます。
ここ数年にわたり、amp対応のページは増加傾向にあります。
世界中でスマートフォンやタブレットが普及したことにより、インターネットの利用は以前メジャーであったデスクトップブラウザからではなく、現在はモバイルデバイスからが大多数であると言われています。
モバイルデバイスからのアクセスの割合はこれからも増え続けていくと考えられており、今後もamp対応ページは増えていくでしょう。
amp対応ページが増えたことにより、検索結果でのコンテンツ表示速度が以前よりもアップしており、モバイルデバイス上でのメジャーなプラットフォームになってきています。
近年スマートフォンでよく見かけるようになったampについてご紹介しました。
スマートフォンユーザーの増加に伴い、ampに対応したページも世界的に年々増加する傾向にあります。以前はニュースサイトがメインでしたが、現在ではECサイトやブログなど多くのジャンルでの活用が見受けられます。
モバイルデバイスユーザーのメリットが大きいため、ampに対応することがビジネスチャンスにつながる可能性もあるでしょう。
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