2016年2月16日

ナチュラルリンクが増えると、SEO施策に効果的ということをご存知でしょうか？

 

ナチュラルリンクは、自サイトのアクセス数を増やしたり、上位表示させたりするのに欠かせない存在です。

 

ここでは、ナチュラルリンクの意味や増やす方法を紹介します。

 

ナチュラルリンクとは？

ナチュラルリンクは、『自然なリンク』とも言われており、外部サイトが自サイトを「紹介したい、引用したい」ときなどに、外部サイト上に貼ってくれたリンクのことを意味します。

 

外部サイトとは、ブログやSNSなども含みます。

 

ポイントとしては、サイトの運営者ではない他者であること、自発的にリンクを貼っているということが大切です。

ナチュラルリンクが増えると、検索エンジンはサイトを高く評価してくれるようになります。たくさんの人が「紹介したい」と感じるコンテンツがあるということは、信頼できるサイトであると言えるからです。結果として、上位表示されやすくなっていきます。

 

不自然なリンクはSEOに逆効果

一方で、上位表示させることを目的として、別の自分のサイトにリンクを貼るという行為もあります。
これは『作為的なリンク』と言われるもので、検索エンジンには不自然に貼られた外部リンクを見分ける能力があります。悪質なものはペナルティを課せられることもあるため、注意が必要です。

 

SEO施策を進める上では、自然にナチュラルリンクを増やしていくことが大切です。

 

ナチュラルリンクよりコンテンツの質の方が大事？

Googleのアルゴリズムは、ユーザーのニーズに合わせて変化を続けています。以前は被リンクがたくさん貼られたサイトを高く評価していましたが、最近ではその重要度は下がりつつあります。

 

現在、検索エンジンがサイトの順位を決定する上で重要視しているのは、コンテンツの質やキーワードが盛り込まれているか、内部リンクが正しく貼られているかなど、サイトの内容であると言われています。

 

ただ、Googleのアルゴリズムは単純ではなく、ナチュラルリンクが貼られていることや、専門性の高いコンテンツを置いている、見やすいレイアウトであることなど、複雑な評価基準を持っています。ナチュラルリンクを増やすことは、SEO施策においてまだまだ欠かせない要素の1つです。

 

ナチュラルリンクを増やす方法

 

ナチュラルリンクを増やすためには、他者が「紹介したい」と感じるような有益なコンテンツを作り上げること、できるだけたくさんの人の目に触れることなどが大切です。ここでは、ナチュラルリンクを増やす方法をいくつか紹介していきます。

 

有益なコンテンツを作る

最も大切なことは、他者にとって有益なコンテンツを作り上げることです。

 

ためになる・面白い内容であることはもちろんのこと、専門性が高い内容、他にはない独自性があること、必要な情報が掲載されているなど、ユーザーが思わずシェアしたくなるようなコンテンツを目指しましょう。

 

SNSを活用する

良質なコンテンツを作成したらSNSを活用し、できるだけたくさんの人の目に触れるよう発信していきましょう。

 

具体的には、Facebook、Twitter、Instagramのアカウントを作成し、自サイトのターゲット層に合わせて各SNSを活用します。若い女性がターゲットであればInstagramを中心に、男性や年齢層が上の場合はTwitterやFacebookに重点を置くと良いでしょう。

 

SNSは気軽にシェアしやすいという特徴もあり、ナチュラルリンク獲得につながりやすいです。

 

スマートフォンにも対応させる

最近は、スマートフォンでのインターネット利用が全体の70％を占めるほど、スマートフォンでのサイト閲覧が当たり前になっています。

 

スマートフォンで読みにくい、分かりづらいコンテンツは、「紹介したい」と思いませんし、ナチュラルリンクも増えません。

 

スマートフォンで見られているということを意識して、ページのレイアウトや読みやすさを検討することが大切です。

 

自然にナチュラルリンクを増やしていきましょう

ナチュラルリンクの意味や増やし方を紹介しました。あくまでも自然に貼られることが大切で、そのためにはコンテンツの質を高める必要があります。

 

良いコンテンツは、ユーザー視点に立って丁寧に作りこまれています。例えば、知りたい情報が網羅されていたり、他のサイトにはない内容が掲載されていたりすると、自然に引き込まれますし、他の人にも紹介したいと思いますよね。

 

ナチュラルリンクは、良いコンテンツを作る過程で自然についてくるものでもあるので、「増やす」ことにとらわれずに、質の高いコンテンツづくりを進めることが大切です。