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2016年3月3日
自分の好きなモデルや俳優がおすすめしていたり、愛用しているという理由から、自分もそれと同じ商品を購入したことはありませんか。最近では、YouTubeやインスタグラムといったSNSやブログなどでの紹介をきっかけに、商品を購入するという人も少なくありません。
これは、「インフルエンサーマーケティング」と呼ばれるマーケティング戦略のひとつです。
今回は、インフルエンサーマーケティングがどういうものかついて、この言葉を初めて耳にする方にも分かりやすく解説します。
目次
インフルエンサーマーケティングとは、「インフルエンサー」を用いたマーケティング戦略です。このインフルエンサーとは、影響力を持つ人のことを指し、例えば、人気のある俳優やモデル、ユーザー登録者数の多いユーチューバー、読者数の多いブロガーなど、簡単に言うとファンのような支持者数がとりわけ多い人のことを言います。
インフルエンサーと呼ばれる人たちには、すでに多くの支持者がいる状態です。こういった人たちに、企業としてアピールしたいメッセージや商品などをプロモーションしてもらえば、既に存在する彼らの多くの支持者に比較的簡単に受け入れてもらえる傾向があると言えます。
ユーザー目線で考えると簡単ですが、自分が好意を抱いている人が紹介する商品は、全く知らない人が宣伝するよりも受け入れやすいものではないでしょうか。これはインフルエンサーマーケティングにおいての大きなメリットです。
以前に比べると、インフルエンサーマーケティングの活用はより広がりを見せています。
これにはいくつかの理由が考えられますが、大きな理由の一つはモバイルデバイスをはじめとするデジタルデバイスの普及に伴ったSNSの利用拡大があります。SNSの普及により、何かを検索するツールとしての利用が高まっていることに加え、例えばインスタグラムやYouTubeなどで多くの支持者を持つ人が、影響力を持つようになってきたという流れも大きく関係しています。
また、従来であればテレビでのCMや新聞や雑誌の広告で知名度の高い俳優などのインフルエンサーを起用し、商品をアピールする手法がメインでした。しかし、デジタルデバイスの普及に伴い、こういった従来のタイプの広告効果は低下傾向にあります。
そこでマーケティング先として目が向けられるようになったのが、デジタル上を活躍の場とするインフルエンサーであり、現在では特にSNSでのインフルエンサーマーケティングも多く活用されています。
それでは、インフルエンサーマーケティングには具体的にどういった種類があるのでしょうか。インフルエンサーマーケティングの主な種類を、特徴も合わせて紹介します。
テレビや雑誌など、多くのメディアなどで既に有名な俳優やモデルといった有名人を起用したマーケティングです。こういった有名人は広く知られているので、彼らを起用したマーケティングの与える影響は大きく、マーケティングとしての効果も高いでしょう。
インスタグラムやYouTube、TwitterやFacebookといったSNSをメインのプラットフォームとするインフルエンサーを登用したマーケティングです。SNSではセレブインフルエンサーのような有名人ではないものの、多くのフォロワーを持つインフルエンサーがいろんなジャンルに存在します。
セレブインフルエンサーに比べ、より親近感が持てるというメリットもあるため、マーケティングとしての活用効果は高いと言えます。
インフルエンサーマーケティングは現在とても効果のあるマーケティング戦略のひとつであり、今後もこの流れは続くと予想されます。インフルエンサーマーケティングを効果的に行うには、ただ単に人気のあるインフルエンサーを起用すればいいというわけではありません。アピールしたい商品やイメージ、ジャンルに合った、最適なインフルエンサーの起用が重要となってくるでしょう。
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