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2016年3月6日
リライトやSEOの効果を勉強していると出てくる言葉に「アンカーテキスト」があります。
しかし、意味が分からず、作業が止まることもあるでしょう。
そこで、アンカーテキストとは何か、SEOとの関係などをご紹介します。
目次
アンカーテキストがどういうものか知らなければ、SEOの作業やリライトが進まなくなることもあるでしょう。
そこで、アンカーテキストとはどういうものなのか、SEOとの関係などを簡単にご説明します。
ネットの文章を読んでいる途中に文字列にカーソルを当てるとカーソルの形が変わったり、色が変化したりする部分はありませんか?そこをクリックすると、違うページに飛ぶ、または新しくタブが開かれるなどの現象が起きることがあるでしょう。
このようにクリックすることで別のページが展開される文字列のことを「アンカーテキスト」と呼びます。
ホームページ作成ソフトやブログソフトを使っていると、ボタンを押すだけでリンクが作れるため、あまり意識したことはないかもしれません。しかし、操作ボタンを使わずアンカーテキストを作るには、専用のタグを使う必要があります。
基本のアンカーテキストのタグは「<a href=”見せたいサイトなどのURL “>表示したいテキスト</a>」です。
例えば、かぼちゃグラタンの作り方を紹介するページを開く場合は、<a href=”https://◯◯.net/ pumpkin/”>かぼちゃグラタンレシピ</a>のようになります。
このタグは、現在見ているウインドウと同一ページに表示する場合のものです。
新たに開きたいページを別ウインドウ表示するには「<a href=”見せたいサイトのURL “target=”_blank”>表示したいテキスト</a>」を使いましょう。URLや表示したいテキストは、同一ウインドウのときと同じです。
httpsやhttpから始まるものをすべて記載する書き方は、絶対URLまたは完全URLと呼ばれています。「<a href=” / pumpkin/”>かぼちゃグラタンレシピ</a>」のようにURLの一部分を省略して書くものよりもリンク切れや盗用に強いといわれていいます。
上位表示に関しては完全型も省略型もあまり影響はありませんが、推奨されているのは完全型です。
単にアンカーテキスト用のタグを使って書けばSEOの効果が表れるというものではありません。
SEOを期待するには書き方が大切です。そこで、効果を上げるための書き方をご紹介します。
内部リンクを貼るときに適切なアンカーテキストでリンクを施すことは、自分のHPなどのSEOに役立ちます。
内部リンクとは、自サイトから他者の記事へ飛ぶのではなく自サイト内にある記事にリンクを貼り、サイト内をぐるぐる循環してもらうためのものです。
内部リンクがきちんとできていれば、閲覧者がサイト内の新たな記事に興味を持ち次々と循環閲覧してくれるようになります。その結果、閲覧者の滞在時間が長くなり、有益な記事を発信しているサイトであると検索エンジンが認識してくれるのです。
アンカーテキストが「◯◯についての説明はこちら」となっており「こちら」をクリックして新たな記事へ飛ぶものを見たことはないでしょうか?また、表示されている文字とクリック先の記事の内容が違っていたという経験がある人もいるかもしれません。
これはどちらもSEOにとっては不適切な書き方です。理由としては、二つ挙げられます。
1.閲覧者に正確なリンク先の情報を与えていないため、クリックしても必要のない記事と判断されすぐに閉じられてしまいます。その結果、滞在時間の長期化を見込めず、検索エンジンからの評価が上がりません。
2.検索クローラーの巡回時に適切な情報を得られないため、SEOの効果が見込めません。検索クローラーは文字を見てどのような記事かを判断しています。そのため「こちら」の部分にリンクが貼られていても、クローラーにはどのような記事なのか判断ができず、評価が上がらないのです。
アンカーテキストを作るときは「こちら」ではなく、記事の内容に合った一目で分かるものを入れるようにしましょう。
HPなどを作り記事が増えていくと、関連した内容の記事同士をリンクできるようになります。
このとき、発リンクは自サイトのSEOに関係がないため、順位変動などは起こりません。反対に内部リンクを貼るときは、アンカーテキストの使い方によって検索結果が変わってきます。
SEOを意識するなら、人からも、クローラーからも内容が分かりすい表示で書くように心掛けましょう。
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