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2016年4月9日
IT技術の成長著しい昨今、それを支えるエンジニアという職業に注目が集まっています。
エンジニアになったらどのようなキャリアを積み、何を目指していけば良いのでしょうか。
現役エンジニアの方やこれからエンジニアとして活躍したいと考えている方へ、多様化するキャリアパスの背景と目指したいキャリアを解説します。
目次
「キャリアパス」とは、キャリア(経歴)やある職務に到達するまでのpath(経路)のことです。エンジニアのキャリアパスは一昔前より非常に多様化しています。
従来のキャリアパスは、プログラマーから始まりシステムエンジニア、プロジェクトリーダー、プロジェクトマネージャーまたはITコンサルタントというように、意識せずとも自然にキャリアを積むことができる流れでした。
しかし現在は、エンジニアにとって必要とされるスキルが多様化し種類も増えています。これにより、エンジニアが目指すキャリアも増え、キャリアパスにも複数のパターンが考えられるようになっています。
IT技術の急成長によってユーザーのニーズはますます高まると同時に複雑化し、技術が細分化されています。
それに伴いエンジニアは多くのスキルが要求され、エンジニアの種類が増えており、新しいキャリアパスが生まれています。
技術が成長すればするほど、エンジニアのキャリアパスはますます多様化することが予想されます。
技術の細分化により新言語の開発、システムとの関連技術などがますます増える中、特定の専門技術に特化したエンジニアのニーズが増えています。
今、エンジニアが目指したい主なキャリアについて解説します。
開発プロジェクトの管理者であり責任者です。
進行における最終決定を任され、他部署やクライアントとの交渉、進捗管理を行います。
メンバー全体のマネジメントを行い、チームの対人関係を円滑にする能力が必要です。
クライアントの経営課題や要望に応じて、技術的な側面からコンサルティングを行います。
クライアントのニーズを引き出し、状況を把握しながら経営戦略を立てます。
また、経営方針に沿った改善策やシステム開発のためのシステム最適化を提案します。
クライアントの要望や課題に応じたシステム環境の構築、設計を行います。
課題解決や要望実現のために戦略を立て、一貫性や整合性といったシステム全体の品質を保った設計と構築を行います。
itコンサルタントと似ていますが、システム全体におけるより一層のアーキテクチャ形成力を求められます。
情報処理推進機構のitスキル基準が定める専門分野のいずれかについて、レベル3以上を有する人を指します。
専門分野は、システム管理、データベース、セキュリティ、プラットフォーム、アプリケーション共通基盤、ネットワークの6つです。
マルチエンジニアとも呼ばれ、システム開発におけるあらゆる技術でスキルを発揮できるエンジニアです。
さまざまな専門分野における技術と知識を持つことで、すべて一人でシステム開発をする場合もあります。
企業内における役職のひとつで、最高技術責任者です。
経営上層部に位置する場合が多く、高い技術力を持ち、プロジェクトの意思決定、システム構築と運用、マネジメントなど業務は多岐に渡ります。
成長真っ只中にあるit分野でのキャリアパスは、今後ますます多様化すると推測されます。目指したいキャリアの種類も、技術発展とニーズの増加によりますます細分化される可能性がありそうです。
まずは自分の実績とスキルと把握し、目指すキャリアに足りないものを身につけましょう。さらに、変化の激しいit業界の動向を常にチェックしていくことが重要です。
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