コミュニケーションツールSlack(slack)の基本機能とは?

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2016年5月12日

現在のビジネスシーンで欠かせないコミュニケーションツールの一つに「Slack」があります。

 

コミュニケーションツールとは、情報を共有したり、意思疎通をしたりするために使うものです。最近では企業で働く人同士だけではなく、企業と在宅ワーカーなどをつなぐツールとしても利用されるほど浸透し始めています。

 

今回は、Slackとはどのようなツールなのかをご紹介します。

 

Slack(slack)の基本的な機能とは

Slackを使ったことがない人の中には、どのようなものか分からない人もいるかもしれません。

Slackはパソコン、スマホ、タブレットのどれでも利用できる便利なチャットツールです。

 

ここでは、Slackにどのような機能があるのか知らない人のために基本的な機能をご紹介します。

 

Slackには無料プランと有料プランがある

Slackには、無料プラン一つと有料プランが三つあります。主な違いは、以下のとおりです。

無料プラン

有料プラン

プラン名

フリー スタンダード プラス

Enterprise Grid

月額

0円 850円 1,600円

詳細問い合わせ

メッセージ履歴

直近10,000件

無制限

ファイル
ストレージ

合計5GB チームメンバー
ごとに10GB
チームメンバー
ごとに20GB

チームメンバー

1人につき1T

ワークスペース

1 1 1

無制限

音声通話

1対1のみ

参加者最大15名

ビデオ通話

画面共有

×

ほかのアプリとのインテグレーション

10

無制限

データ
レジデンシー

×

チャンネルへの投稿権限管理

#generalチャンネルのみ限定

チャンネル数の制限なし

データ損失防止

×

サポート体制

スタンダード
サポート
24時間7日間体制 年中無休24時間体制、
4時間の初期レスポンス

 

基本的な機能

・チャンネル機能

グループチャットができる部屋です。チャンネルにはパブリックチャンネルとプライベートチャンネルがあります。パブリックは全員参加可能な公開部屋で、プライベートは決められたメンバーだけが参加できる部屋です。

 

・ダイレクトメッセージ

チャンネルでは多くの人とコミュニケーションを取りますが、ダイレクトメッセージは個人間でのやり取りができます。

 

・相手を指定してメッセージできる

@(メンション機能)を使えば、チャンネル内のメンバーへもダイレクトにメッセージが送れます。

メッセージ入力画面の@マークを押すとメンバーの一覧が表示されますので、人数が多い場合は頭文字を入力して絞っていくと目的の人を見つけられるでしょう。

 

・リアクションを絵文字で表現

文字で残すところまではいかないけれど、読んだということを知らせたいときもあります。

そのようなときに便利なのが、絵文字です。メッセージの下にある絵文字マークを押せば、さまざまな絵文字で気持ちを伝えられます。

 

・スレッドを使って返信できる

チャット機能を使っているとどんどんメッセージが進んでいき、必要な情報が埋もれてしまうことがあります。

そうなると、過去にさかのぼって必要な情報を探すのも一苦労です。

ところが、Slackでは一つのメッセージに対しスレッド返信できるため、一つの話題に関して同じところで話を展開できます。

 

・メッセージの検索機能

検索機能も、埋もれたメッセージを見つけ出すのに有効です。

虫眼鏡アイコンを押してワードを入力すると、結果が表示されます。

 

・ステータス設定ができる

メッセージを送る相手がアクティブ状態かどうかの見分けは、名前一覧を見るだけで分かります。

また、off状態のときは、ダイレクトメッセージ送信画面にも表示されるため分かりやすいでしょう。

 

ChatworkとSlack(slack)の違いとは

コミュニケーションツールといわれるものにも、いくつかあります。

そのうち、よく比較されるChatworkとの違いを見てみましょう。

 

ChatworkにあってSlackにない機能

Chatworkは、日本国内で開発され、2011年に公開されました。

SlackもChatworkもビジネスツールとして使われる代表的なコミュニケーションツールです。

 

・タスク管理ができる

タスクは、自分の仕事とグループメンバーの仕事や期限を設定できる機能です。業務が終わり「完了ボタン」を押せば完了表示になります。

 

・IDが分かれば簡単にやり取りができる

メールアドレスが分からなくてもIDさえ分かれば、検索して相手を見つけてやり取りができます。そのため、社外の人とのメッセージのやり取りにも利用できるでしょう。

 

・誰とのやり取りでもIDが共通

登録したメールアドレスでの作業は、同じIDや表示名で進めることになります。

 

SlackにあってChatworkにない機能

・返信をスレッド化できない

返信がスレッド化できないため、チャットの流れ方次第では重要な項目を見落とす可能性があります。

 

・絵文字の作成や追加

自分で作成した画像を絵文字としてアップロードして使用できます。

 

・ワークスペースごとに表示名を別にできる

Slackではワークスペースが独立しているため、メールアドレスが同じでもワークスペースごとに表示名が変えられます。

 

Slackユーザー数が1,250万人に

2018年に報告されたSlackのアクティブユーザーは、全世界で800万人でした。

ところが、2020年3月には新型コロナウイルスの影響による在宅勤務増加で1,250万人に達したと発表されています。

 

日本では2018年のSlackユーザーが50万人、2019年のChatwork登録IDが約275万人です。

しかし、コロナウイルスによる世界の伸び率を見ると、日本でもSlackのユーザー数が増えていると考えられます。

 

これからのビジネスシーンには、コミュニケーションツールがますます必要になるでしょう。

コミュニケーションツールの新規導入、ChatworkからSlackへの移行、または社内と社外、国内と国外取引を分けて二つのツールを並行して使うなど企業によりさまざま対応が取られるかもしれません。

 

それにともない、Slackのユーザー数は今後も伸びていくでしょう。

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