2016年5月19日

現在、マーケティング手法として「インフルエンサーマーケティング」がトレンドとして普及しています。

 

企業における商品販売やブランドキャンペーンなどの販促手法として、インフルエンサーを活用する方法です。

そもそも「インフルエンサー」とはなんなのか、それによるマーケティングとはどのようなものなのかを解説し、活用ポイントと各SNSメディアで効果が得やすい商品をお伝えします。

 

インフルエンサーマーケティングとは

インフルエンサーとは、社会や一定層の人々に対して大きな影響力を持つ人のことで、ブログやSNSを通じて一般消費者の消費動向に多大なる影響をもたらすことができます。

 

企業はインフルエンサーに、自社のサービスや商品、ブランドなどを紹介してもらい販売促進につなげると共に、企業のイメージや売上アップを図ります。

これを「インフルエンサーマーケティング」と呼びます。

 

インフルエンサーマーケティングのポイント

インフルエンサーマーケティングを上手く活用するには、どのようなポイントを押さえれば良いのかを解説します。

 

インフルエンサーの選定

インフルエンサーマーケティングを成功する最大のポイントは、いかに宣伝したい商品とマッチするインフルエンサーを選定するかです。

 

どんなに人気があって有名なインフルエンサーであっても、商品に合ったインフルエンサーでなければマーケティングは成功しません。

 

フォロワー数、フォロワーの属性と年代、インフルエンサーの日頃の投稿内容、フォロワーの反応内容、インフルエンサーの性格や得意分野などを調査した上で、最適な人物を選ぶことが重要です。

 

依頼した仕事はインフルエンサーに任せる

宣伝したい商品の良さをインフルエンサーへ伝え理解してもらったら、その後のPR方法はインフルエンサーにすべてお任せしましょう。いろいろなルールを無理強いして仕事をしてもらうと、インフルエンサーの世界観が崩れてしまう可能性があります。

 

大部分のフォロワーは、インフルエンサーが普段発信している世界観が好きでフォローしているので、その世界を活かしたインフルエンサーならではの手法でPRしてもらうのが有効といえます。

 

インフルエンサーマーケティングで効果大の商品とは

インフルエンサーマーケティングは、どんなSNSメディアでどんな商品をPRするのが最適なのかを把握することが大事です。

人気のSNSメディア別で、効果が高まる商品をご紹介します。

 

Instagram(インスタグラム)

Instagramは投稿からリンクを貼りユーザーを誘導できないので、ブランド認知や拡大を図りたい場合に活用すると良いでしょう。

 

利用者が10代〜30代の女性が多いので、美容、ファッション、インテリア雑貨、旅行、グルメなどの商品がマッチしやすいです。

 

You tube(ユーチューブ)

情報量が多い動画であるYouTubeは、商品プロモーションに向いています。

 

おもちゃ、食品、スマホアプリなどをインフルエンサーに試してもらい、感想動画や商品についての細かい部分を見せることができます。

商品を購入できるリンクに飛ぶこともでき、動画視聴後すぐに購入できるのでECサイトとの相性も良いですよ。

 

Twitter(ツイッター)

拡散性の高いTwitterは、店舗来店を促進するキャンペーンや、イベント告知などに向いています。

 

画像埋め込み、動画、URLリンク設定などができるので、ECサイトやキャンペーンなどへ上手く誘導させられます。

 

インフルエンサーを上手にマーケティングに活用しよう

売り込みたい商品や認知度を高めたいブランドなどがある場合は、それらにマッチしたインフルエンサーの選定をしPRを任せましょう。

 

さらにアピールしたい商品をどのSNSメディアに登場させるかをよく考え、ベストなマーケティング体制を整えることが重要です。

 

有名芸能人と一般人のインフルエンサーでは、その影響力の大きさは商品カテゴリーで多少違いはあれ、どちらも同じくらいと言われています。

 

インフルエンサーの著名度に惑わされずに、商品に適合する人物とメディアを選択しましょう。