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2016年6月3日
インターネットが普及した今、フィッシング詐欺は避けては通れない課題です。手口も巧妙になり、詐欺に合う方も多くなりました。
そして、フィッシング詐欺はどこにでも潜んでいる厄介なものです。気をつけていても詐欺に合う可能性が高く、いつ起こってもおかしくありません。
今回は、フィッシング詐欺の手口や対処法を紹介します。事前に知っておけば、回避できる機会も多くなるでしょう。
目次
フィッシング詐欺とは、インターネット上で起こる詐欺のことです。その多くは偽造されたURLを使って個人情報を盗みます。
特に被害が大きいのがクレジットカード番号の取得です。個人を特定するIDやパスワードが盗まれ、クレジットカードを不正に使われてしまいます。年々、手口も巧妙となっており被害も拡大しているのが現状です。
フィッシング詐欺の手口は、大きくわけて3つあります。インターネットが欠かせない今、いつでも起こりうる被害なので、普段使うときも慎重にしなければいけません。
フィッシング詐欺の手口でもっとも多いのが、電子メールを使った詐欺です。送信者を詐称し、IDやパスワードなど個人情報を取得しようとします。
主に送信者名で使われるのは大手企業や銀行、クレジットカード会社名が多いです。顧客も知っている企業名だからと信用し添付されているURLをクリックし、情報を提供してしまいます。
この方法は個人情報だけでなく、パソコンやスマートフォンに登録されている知人の情報も乗っ取られる可能性があり、被害の拡大が懸念されています。
本物と見分けがつかないくらい精巧なWebサイトを作成し、そこからユーザーの個人情報を取得する方法です。
偽Webサイトのほとんどは、検索しても上位には表示されません。多くは電子メールやSNSなどを通じてサイトに誘導します。
SNSを使っている方も多いと思いますが、SNS投稿サイトからもフィッシング詐欺が報告されています。SNSは通常のURLとは違い、短縮URLに変換したものが利用されています。
変換されたURLでは本物のWebサイトなのか見分けがつかず、SNSを通して個人情報を取得されるケースが多発しています。ダイレクトメールで届いた短縮URLは、あらかじめアクセスしないよう日頃から気をつけてください。
フィッシング詐欺に合わないためには、日頃から注意してインターネットを使わなければいけません。
3つのポイントを紹介しますので、事前に対処できることはぜひ取り入れてみてくださいね。
フィッシング詐欺の手口でも紹介しましたが、なりすましメールが送られてくることがあります。また、乗っ取られたアカウントから送信されていることも考えられます。
まずは、メールアドレスを確認しましょう。少しでも文字列がおかしい場合は、メールを開かないほうが賢明です。
メール本文でも個人情報を確認する内容だった場合は要注意です。基本的にメールで個人情報を確認することはありませんので、そのようなメールを受け取ったら即破棄しましょう。
メールにURLが添付されていることがあります。URLのクリックも慎重に行ってください。乗っ取られたアカウントの場合、メールを見ただけでは不正なものか確認できません。
信用できるURLか見分けるには、直接URLを入力して確認することのみです。少しでも怪しい部分があればフィッシング詐欺の可能性があるため、メール内のURLは手を触れないでおきましょう。
パソコンやスマートフォンを安全に使うために、セキュリティソフトは必ずインストールしておきましょう。またインストールした場合は、常に最新の状態を保っておいてください。
フィッシング詐欺に合わないというわけではありませんが、被害を最小限に抑えられますので、危険性を少しでも低くすることが重要です。
フィッシング詐欺は、いつ誰が被害にあってもおかしくありません。日頃からフィッシング詐欺を意識しインターネットを利用してください。
紹介した対処法を実践するだけでも、フィッシング詐欺に合う可能性は格段低くなります。万が一フィッシングサイトを見つけたら、フィッシング対策協議会へ報告するといいでしょう。
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