ファビコンとは?役割や表示される場所・設置するメリットを紹介

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2016年6月4日

ブラウザでウェブサイトを見ていると、タブの左上に小さいアイコンが表示されていることをご存知ですか?

ウェブサイトによってアイコンのデザインは異なりますが、これらは一般に「ファビコン」と呼ばれています。

しかし、ファビコンとは一体どのようなものなのでしょうか?ここでは、ファビコンの役割と表示される場所、メリットについて説明します。

 

ファビコンとは一体何?

ファビコンは、ウェブサイトを判別するアイコンのことを指します。フェイバリット・アイコンの略称で、Internet Explorer5から導入されました。

登場以来、対応するブラウザはどんどん増え、現在ではほぼ全てのブラウザでファビコンが表示されます。一見地味ですが、設置するとさまざまな恩恵を受けられます。

 

ファビコンはどこに表示される?

現在はポピュラーになっているファビコンですが、表示される場所は主に3つ挙げられます。以下で詳しく解説しますが、PC・スマホそれぞれで表示の違いをチェックしてみるのもよいでしょう。

 

ブラウザのタブ上に表示される

ファビコンの表示箇所として、もっとも分かりやすいのがブラウザのタブです。例えばGoogle Chromeの場合、各タブの左側にファビコンが表示されます。ウェブサイトによって表示されるファビコンが異なるため、一番判別しやすい場所といえるでしょう。

なお、ブラウザによってはアドレスバー(URLの左端)に表示されますが、機能に違いはありません。

 

ブックマークした時に表示される

ファビコンはブラウザのブックマーク一覧にも表示されます。気になる方は、適当なサイトをブックマークしてから一覧をチェックしてみましょう。

なお、ファビコンはブックマーク登録時に自動で適用されますので、ウェブサイトを判別しやすくなります。

 

Googleの検索結果に表示される(スマホ限定)

もし手元にスマホがある方は、適当なキーワードでGoogle検索してみましょう。検索結果画面の各ウェブサイトのファビコンが表示されます。これはスマホ限定の機能で、2019年5月頃に始まりました。

そのため、パソコンから同様のキーワードで検索してもファビコンは表示されません。あくまでスマホから検索した場合のみとなっています。

 

ファビコンを設置するメリット

ファビコンはウェブサイトを構成するデザインの一部に過ぎませんが、主に2つのメリットがあります。特にアクセス数やブランディングにも影響を及ぼす点に注意が必要です。

 

自分のウェブサイトを判別してもらいやすくなる

ファビコンはタブやブックマーク、スマホの検索画面などに表示されるため、自分のウェブサイトを判別してもらいやすくなります。ぜひウェブサイトのイメージに合ったものを作ってみてはいかがでしょうか。

ファビコンはデザインの規定がありません。サイズやファイル形式(.ico)が合っているなら問題なく表示されます。

 

ブランディングに活用できる

ファビコンはウェブサイトのイメージを決めるだけではなく、ブランディングにも活用できます。特に企業がイメージ戦略に使用しているケースは多く、自社のロゴやマスコットキャラをファビコン化している場合も多数見られます。

現にブラウザのタブやブックマークに表示されたファビコンを見て、企業やブランドを思い浮かべる方は少なくありません。反対に言えば、それだけ企業・ブランドのイメージに関わるため、デザイン次第では逆効果になるおそれがあります。

 

ファビコンの重要性は高い!積極的に活用しよう

ファビコンを設定していないウェブサイトも多いですが、役割を考えると無視できない要素といえます。表示される箇所も比較的目立つ場所ばかりですので、積極的に活用するべきでしょう。

ファビコンはウェブサイトのみならず、企業やブランドのイメージにも関わります。まだ設置していないのであれば、前向きに検討してみましょう。

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