世界で広がりを見せるHRテックとは?拡大する背景を解説

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2016年6月14日

労働力人材の減少が問題となる中、企業の人事業務の手助けとなるHRテックが注目されています。

 

すでにさまざまな企業で導入されていますが、拡大する決め手となった背景とはいったいどのようなものなのでしょうか。

 

HRテックとはどういうものなのか、その背景と広がりを見せる要因を探っていきましょう。

 

HRテックとは

HRテックとは、Human Resource Technologyの略です。

ビッグデータ解析やクラウド、人工知能などの最先端IT技術を使い、採用、育成、配置、評価などの人事的な業務を行う手法のことをいいます。

 

近年ようやく日本でも普及してきましたがすでに世界中で広まっており、採用やリーダー育成、業務改善、給与計算などにおいて幅広く活用されています。

 

HRテックが拡大した背景

人材流動の激しいアメリカで発展したHRテックですが、今まで日本が行ってきた「新卒一括採用」という採用方法の中ではなかなか注目されませんでした。

ではなぜ、近年HRテックが注目され拡大しつつあるのか、その背景を解説します。

 

使いやすいクラウド型サービスの普及

HRテック導入拡大の一番の要因は、誰にでも操作しやすいユーザー目線にたったサービスの登場があります。

 

もとは特別な技能や知識を持つ人が使うツールであったクラウド型サービスでしたが、そのような技能や知識を有しない事務担当者レベルでも使えるほど操作が簡単になったのです。

 

細かい使い方の説明や指導を受けなくても簡単に使用可能なので、人事担当者のみならず広報や営業など幅広い職種の人材が、クラウド型サービスを活用する機会が多くなっています。

 

タブレットやスマートフォンなどのデバイスの普及

ひと昔前まではオフィスでのPC業務が大半でしたが、現在はタブレットやスマートフォンなどのデバイスが急速に普及したことで、いつでもどこでも仕事ができるようになりました。

 

HRテック向けサービスが、いろいろなデバイスに対応した状態でリリースしているので、導入が広まっていると考えられます。

そして、さまざまなデバイスに対応していることでより柔軟性に富んだ働き方が進行し、企業に求められるサービスになったといえるでしょう。

 

多様化する人材

近年は労働人口の減少に伴い、企業は優秀な人材を確保するのがとても難しくなっています。

 

しかし、グローバル化やIT化が加速する現代社会では、企業パフォーマンスに大きく貢献してくれる高い技能と知識を持つ人材が常に求められています。

 

企業が激しい競争の中で勝ち残っていくには、属性にかかわらず高い成果を上げることができる有能な人材が求められ、採用の対象層の幅が拡大しています。

そうなると、従来の採用手法や人材活用法では対応しきれないのです。HRテックを用いれば、その課題を解決できると多くの企業が気づき始めたといえるでしょう。

 

有能な人材を獲得するにはHRテックが必要不可欠な時代

労働人口減少の最中、近年の企業における人事業務はいかに有能な人材を獲得できるかの勝負であり、経営戦略の一環となりつつあります。

 

採用対象はひと昔前より格段に層が厚くなり、従来型の人事手法では行き届かないのが現実です。

よって企業間の激しい競争に勝つには、面倒なルーチンワークをHRテックによるAIやRPAなどのソフトウェアに任せ、人事戦略を立案するという流れがますます広がりをみせると予想されます。

 

今や、その戦略をサポートするためのソフトウェアまで登場しているほどです。さらに、各種デバイスに対応するHRテック向けのサービスは、より柔軟でスピーディな人事業務を推し進めていくでしょう。

 

人事のあらゆる工程や領域を手助けしてくれるHRテックサービスを、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。

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