WEB
2016年6月19日
webサイトにアクセスすると、目当てのサイトが閲覧出来ず、3ケタの数字が出てくる事があります。その中でも[http401 Unauthorized]は目にする事が多いでしょう。
単に調べ物をするだけなら、違うサイトにアクセスすれば良いですが、貴方がサイト運営者でそのサイトにアクセスしないといけない場合は困りますね。今回はhttp 401の意味と対処法について説明していきます。
貴方がサイトにアクセスした際「webブラウザがこのサイトを見たい」と、データを管理するサーバーにリクエストをします。するとサーバーはアクセス依頼のあるサイトのファイル(文字や画像、動画等)を貴方のwebブラウザに渡します。webブラウザはそのファイルを画面に映し出す事で、貴方はアクセスしたサイトを閲覧する事が出来るのです。
しかしアクセスの過程でエラーが生じ、データを管理するコンピュータがそのファイルを渡してくれない事があります。そのエラーの意味は、全世界の人の共通言語である数字を用いて表示されます。その表示内容をhttpステータスコードと呼びます。
httpステータスコードは100番台から500番台まであります。400番台はwebブラウザ側のリクエストに誤りがあった時の番号です。http404のNOTFOUND(サイトが見つからない)は有名だと思われます。
http401はパスワード等でログインが必要なサイトで、認証に失敗した為に表示されます。つまりパスワードが違うので、アクセス権がない状態です。
似たようなコードにhttp403がありますが、こちらはアクセスが禁止されている状態です。http401はパスワードが正しく認証されれば問題なくサイトを閲覧出来るので、意味が異なります。
ではhttp401のエラーが出た時にどのように対処すれば良いのでしょうか?
http401は正しいパスワードとIDを入力する事で、解決する場合が殆どです。丁寧に再度入力してみると、案外http401のコードは表示されず、サイトが閲覧出来るでしょう。
正しいと思っていても、小文字や大文字は正しく認識しているでしょうか?小文字のL(l)と、大文字のi(I)等、似たような文字が出てくると、手打ちでパスワードやIDを打ち込むと間違えている場合があります。自分でパスワードを決める際はそれらの間違いは殆どないでしょうが、外部からパスワードを設定される場合は間違いが起こる可能性があります。
どうしてもパスワードやIDが分からない、紛失した場合は管理人にパスワードの確認をするか、再度設定し直す必要があります。時間もかかるので、必ずパスワードとIDは忘れないようにしましょうね。
正しくパスワードとIDを入力しても、http401のエラーが表示される場合はサーバー側に原因があるかもしれません。しばらく待ってからアクセスすると、閲覧出来る場合があります。
それでも閲覧出来ない場合は、パスワードとIDが流出している可能性があります。不正アクセスされた場合、パスワードは高確率で変更されます。サイトの運営者がすぐにアクセス出来ないようにする為です。閲覧出来る範囲で、サイトに何らかの変化があれば、乗っ取られているかもしれません。すぐにパスワードの再発行をしましょう。他のサイトて同じパスワードを使っている場合は、そちらも速やかに確認した方が良いでしょう。
http401の意味は分かったでしょうか?大抵はパスワードとIDの入力間違いが原因ですが、間違えていないにもかかわらずアクセス出来ない場合は情報が流出しているかもしれません。そんな時はパスワードを再発行する等、情報が流出しないよう対策が必要です。
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