2016年6月23日

インターネット上に様々なデータを保管しておけるクラウドストレージは、インターネットにつながる環境であれば、パソコンやスマホなどからいつでもどこでもアクセスできる便利なサービスです。自分だけでなく他の人ともデータを共有することもできるため、家族や友人同士、また仕事上でも活用することができます。

しかし、サービスによってそれぞれに特徴があるので、どれを利用すればよいのか迷うところです。無料で使えるおすすめのクラウドストレージを紹介するので、自分にピッタリのサービスを見つける参考にしてください。

無料クラウドストレージのおすすめ5選

①Google　Drive

Googleが提供するサービスで、無料で15GBの保存容量が利用できます。写真や動画、音楽や文書など様々なデータを保存可能で、ほとんどのファイル形式に対応しています。Windowsやmac、AndroidやiPhoneなどどれからでもアクセスできます。

最大の特徴は、オンライン上で文書ファイル、表計算ファイル、スライドファイルを作成できることです。これらのファイルを共有し、同時に編集することも可能です。また、オフライン作業にも対応しています。

②Dropbox

Dropboxは無料で2GBの保存容量が利用できます。他のサービスと比べると容量が少なめですが、フォルダごと保存することができるのが特徴です。どちらかというと、パソコンでの作業が多い場合に向いています。デスクトップ上にフォルダのショートカットを作成することができ、フォルダに保存したファイルは自動同期されます。また、ファイル復元機能があるため、うっかり削除してしまっても安心です。

③OneDrive

Microsoftが提供するサービスで、無料で5GBの保存容量が利用できます。Windows 8.1以降には既にインストールされているので、Microsoftアカウントがあればすぐに利用することができます。また、言うまでもなく、MicrosoftのOfficeソフトを利用しているなら、互換性などを気にせずにファイルの作成、共有、編集作業を行うことができます。

④Everenote

Everenoteは他とは違う、特徴的なクラウドストレージサービスです。メモやノートを作成、保存するサービスで、毎月無料で60MBの追加保存が可能です。メモやノートと言っても、文字だけでなく写真やWEBページ、ToDoリスト、表作成、リマインダーなどが作成できます。例えば、ニュース記事のスクラップ、お気に入りのレシピ集、旅程表、買い物リストなど、アイデア次第で様々なことに活用できます。タグ付けやカテゴリー分類、検索機能も優れています。

⑤Googleフォト

Googleが提供する、写真と動画専用のクラウドストレージサービスです。無料で無制限に利用できることが最大の特徴です。ただし、写真は1600万画素、動画は1080pにリサイズされますが、十分に高画質です。編集機能も備わっており、各種フィルターや明るさ彩度の調整もできます。また、googleレンズという機能で、被写体を翻訳したりショッピングしたり、生き物や植物の名前を調べたりすることができます。スマホのストレージが主に写真で圧迫されている方には特におすすめです。

無料クラウドストレージを利用する時の注意点

クラウドストレージだけに限らずインターネットを使用するということは、不正アクセスや覗き見、情報漏洩の危険性がゼロではないということです。セキュリティソフトの利用や、信用できるネット回線を利用するようにしましょう。

また無料のサービスは、突然サービスが縮小されたり終了してしまう可能性もあります。これはサービスを提供する側の事情なので止むを得ません。もしバックアップとしてクラウドストレージを利用するのであれば、複数のサービスを利用すると良いでしょう。

まとめ

無料で利用できるクラウドストレージを5つ紹介しました。大切なデータや捨てられない思い出はこれからもどんどん増えていきます。利用方法に合った最適なサービスを利用し、快適なデータ管理がスマートに行なえれば、仕事も生活もはかどるでしょう。