WEB
2016年7月5日
近年、新しいマーケティング手法として注目されているコンテンツマーケティング。コンテンツマーケティングには、いくつかの手法があり、様々な方法を駆使して、コンテンツを充実させることが鍵となります。
今回は、ウェブ初心者さんのために、その意味や手法を解説します。
目次
コンテンツマーケティングは、ユーザーにとって価値のあるコンテンツを制作し、ユーザーを育て購買につなげ、ファンとして定着させるという一連の流れを想定したマーケティング手法です。
商品やサービスを今すぐ手に入れたいというユーザーではなく、ニーズが顕在化していないユーザーに対して働きかけることを想定しています。そのため、段階的にゆっくりとファン化を狙うという特徴があります。
コンテンツマーケティングには、以下のような流れがあります。
・サイトへの流入を促す
・顧客を獲得する
・顧客を育てる
・購買を獲得する
・ファン化する(リピーターとなる)
コンテンツマーケティングでは、それぞれの過程で、ユーザーにとって価値のあるコンテンツを提供し続けることが大切です。
ここからは、コンテンツマーケティングの具体的な手法を5つ紹介していきます。
バイラルコンテンツとは、思わず「いいね!」を押したくなる・シェアしたくなるようなコンテンツのことです。主に感情や感性に訴えかける手法で、成功すれば爆発的に広がるという特徴があります。
例としては、感動的なスポーツの試合の動画を活用することや、ドラマ仕立ての広告などが挙げられます。ドラマ仕立ての広告は、ストーリーを考えたり、動画を撮ったりする必要があるため手間がかかりますが、比較的シェアされやすいです。
クイズ系のコンテンツは、共感を生みやすいという特徴があります。ユーザーが疑問に思っていることや、興味を持っていそうなことをクイズにして、解答を通して自社の広告やサービスへと流入させることができます。
例えば、出身地が分かるチャートクイズや、性格診断など、自分に本当に当てはまるのかを試したくなるコンテンツは、シェアされやすいです。
誰もが一度は目にしたことがある「ライザップ」のCM。ぽっちゃりした有名人のビフォーアフターが観られ、説得力を感じるという人も多いかと思います。有名人が出演しているCMは、その人の権威性を利用することができる他、その人もファンを取り込むこともできます。
出演してもらうだけでなく、コンテンツを監修してもらうのも有効です。
コンテンツマーケティングの中でも取り入れやすく、イメージしやすい手法に記事コンテンツを設置するというものがあります。
例えば、家計簿ソフトで有名なMint.comは、「子どもを大学に入れるには、いつから貯蓄を始めるべきか」というブログを設置しています。「大学資金・貯蓄」を検索した親に読まれることで、最終的に家計簿ソフトの購買へとつなげることを狙っています。
他にも、感動的な記事・面白系記事・お役立ち記事など、記事コンテンツには様々なジャンルがあります。自社の商品やサービスに合わせて記事が書けるため、導入しやすいです。
商品やサービスを一定期間無料で試してもらう手法を、デモコンテンツと言います。試してもらう際にメールアドレスなどを取得できるため、その時は購買につながらなくとも、ユーザーを追いかけたり、メールでお得な情報を提案したりすることができます。
コンテンツマーケティングの意味や手法を紹介してきましたが、今回紹介した手法はごく一部です。
ユーザーに提供したい商品やサービスによって適した手法は変わるため、自社製品に最適な手法を模索し、より良いマーケティングに生かしてきましょう。
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