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2016年7月10日
IT技術の発展は、人々の暮らしをより便利に豊かにしてきました。
ここでは、2020年注目されている最新のITトレンド4選を紹介していきます。
IT業界のトレンドをいち早く知ることは、ビジネスの成功にもつながっていくはずです。
目次
これまでの4Gに代わって登場する5Gは、実行速度が4Gの約100倍となる10Gbpsに達する超高速の通信システムです。
これまでの読み込みをしていた時間がほぼ無くなり、とても快適にSNSや動画を楽しむことができるようになります。
5Gには「超高速」「多数接続」「超低遅延」という3つのメリットがあります。
超高速については、4Gの100倍という通信速度の速さがあげられます。
多数接続とは、4Gの約10倍の同時接続ができるということです。例えるならば、家族と同じ空間で4Kの動画を同時再生が可能となります。
超低遅延とは、4Gに比べてリアルタイムとの時差が約10分の1になるということです。
よりタイムリーな情報を手に入れられるようになるため、交通情報や気象情報などの入手にも便利です。
「AR」「VR」「MR」「SR」などをまとめた呼び方である「XR」は、新たな現実を生み出す技術の総称です。
最近では、自宅でVRゲーム楽しむ人も増えており、今後ますます活躍が期待されている技術でもあります。
「拡張現実」とも言われるARは、現実空間に仮想データを反映させる技術です。具体的には、「ポケモンGO」などのスマホゲームなどにも使われています。
そのほかにも、IKEAのアプリや土木工事の現場などでもARの技術が利用されています。
「仮想現実」とも言われるVRは、ゴーグル型の機器を使い、映像や音を楽しむものです。すでに家庭用ゲームが販売されており、VRゲームを楽しむ人も増えています。ゲーム以外にも、企業内のトレーニングや、シミュレーションなどにも応用されています。
MRは、ARとVRを複合させた技術のことです。ヘッドマウントディスプレイを装着して、現実世界に仮想の映像を表示させることができます。
「代替現実」とも言われるSRは、ヘッドマウントディスプレイを使い、現実世界に「過去の映像」を投影させる技術のことです。現在と過去を同時に体感することができます。今は実験段階であるものの、運転シミュレーションなどでの活躍が期待されています。
スマートフォンなどのIOT機器で情報を処理したり、ユーザーに近いエリアのネットワークにサーバを分散させて処理を行ったりするコンピューティングモデルのことです。より早いレスポンス、セキュリティリスクの軽減、障害による耐性の強化といったメリットがあります。
自動運転とエッジコンピューティングを掛け合わせることで、コンピューターによる素早い判断が可能となります。アクセルやブレーキ、ハンドリングなどのデータ処理が一層早くなり、人による運転と変わらない、安全性の高い自動運転ができるようになります。
スーパーアプリとは、ひとつ持っているだけで、さまざまなサービスを利用できるアプリのことです。ひとつのアプリ内にSNSや決済・送金、食事などの予約などができる機能が搭載されておりとても便利です。日本ではLINEアプリがLINEPayを始めることで、スーパーアプリ化を進めています。
海外では、特に中国でスーパーアプリが普及しています。「Alipay」はスマホ決済と鉄道・タクシー・ホテルの予約が同時にでき、「WeChat」では、チャットと決済・病院の予約などができます。
2020年のitトレンドについて紹介してきましたが、気になるものはみつかりましたか?
itトレンドは作業の効率化やビジネスチャンスにつながります。今回紹介した内容を参考に、ビジネスに生かしてみてはいかがでしょうか。
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