マーケティング担当者にお勧め、Webマーケティングに関連する資格を紹介

WEB

2019年9月25日

ビジネススキルを習得する講座の中にはマーケティングに関するものが多く見られます。その中にはマーケティングについての資格が取れるようになっているものもあります。企業によってはマーケティングは営業活動の一環としてとらえられていたり、広告宣伝の業務中で行われていたりする場合もありますが、そもそも、マーケティング業務には資格が必要なのでしょうか。この記事ではマーケティングの担当者にとって有用な資格を紹介します。

マーケティング一般に関する資格

それぞれの業務で担当するマーケティング活動について一度広い視点から見てみると、それまでに気が付いていなかったところがわかります。マーケティングとはどういう活動なのか、全体的な視点から見てみることは重要な気付きを与えてくれるのです。そういう点からすると、一般的な意味で「マーケティング」についての知識を持つことはプロフェッショナルとして重要なことです。このような意味で役に立つマーケティング一般についての資格としては次のようなものがあります。

マーケティング・ビジネス実務検定

国際実務マーケティング協会が主催する資格。マーケティング全般に関する幅広い知識が学べます。

JMAマーケティング・ベーシックコース/マスターコース

JMAが主催するマーケティングに関する講習です。ベーシックコースは研修会のみ。マスターコースは経営幹部を対象とした上級者向けで、11か月の講座受講後に調査論文を作成して合格する必要があります。難関資格です。

Webマーケティングに関する資格

現代のマーケティングではインターネットを活用した活動が重要です。製品やサービス、企業についての情報をタイムリーに発信できる上、情報は必要に応じて更新できます。さらに情報を受け取るお客様のタイプや属性を条件づけられることもマーケティングの成功のためには重要。Webを使ったマーケティングに関する資格を持っていることは、担当者として必須の能力があることを保証してくれることになります。

Web検

Webマーケティングのスキルに集中した資格です。Webリテラシー、Webプロデュース、Webデザイン、Wedディレクションの四つの試験に分かれています

ネットマーケティング検定

インターネットマーケティングに関する総合的な知識を習得します。Web上のマーケティング理論のほか、セキュリティや検索エンジンの構造などについても知ることができます。

IMA (International Marketing Analyst) 検定

インターネットマーケティングの実務的なスキルを習得できる資格です。スタンダードコースとプロフェッショナルコースがあります。eラーニングで受講できます。

Google AdWords認定資格
Yahoo!プロモーション広告プロフェッショナル認定

ネット広告の代表的な二種類のサービスについて、それぞれの基礎的な知識を習得できます。

 

マーケティングデータの処理に関する資格

マーケティング活動の結果を有効に使うためには、手に入れた情報をどのように使って何を決定するかということが大きな課題になります。ターゲットとするお客様のセグメント化や数値化された情報から現実のお客様の声をいかに読み取るか。データ処理のための資格はマーケティング担当者にとって決め手となるスキルです。

Webアナリスト検定

日本Web協会主催の資格です。アクセスログの解析テクニックを基礎から学べます。講座は1日で終了し、テストに合格すれば資格が認定されます。

Google Analytics Individual Qualification (GAIQ)

Google主催の資格でGoogle Analystの機能の習得を認定します。グローバルな資格で有効期限は1年、受講は無料なので気軽に何度でも受けられるのがありがたい資格です。

データ解析士

文部科学省認定の国家資格。多変量解析のテクニックを習得していることを認定します。Excelを使って実務的な処理での分析技法を学びます。

ウェブ解析士

一般社団法人ウェブ解析士協会の主催による資格。Web解析の応用を通してデータを正確に読み取るスキルを獲得します。上級のウェブマスターコースもあります。

 

マーケティングを経営に活かすための資格

事業戦略の策定や新製品の開発プランニングなどのためのマーケティング行う場合があります。物やサービスを売るだけではなく、もっと広い範囲のターゲットを対象にしたマーケティングです。このようなマーケティングでは経営に関する基礎的な知識を持っていると全体がよく見渡せるようになります。事業企画や戦略的な発想をサポートしてくれる資格としては次のようなものがあります。

MBA

経営学の実践に関する学位で、欧米のビジネススクールで取得できます。日本の大学でもMBAをサポートしているところがあります。難関資格です。

中小企業診断士

経営コンサルタントのための国家資格。マーケティングの他、経営の基礎理論や会計に関する知識を習得できます。

 

まとめ

実際に物を売る場合、いかにマーケティングするかという実務作業は、その製品やサービスによってそれぞれ違うものになります。ですから自分が担当するものを日常的にマーケティングしている営業担当者にとっては、わざわざマーケティングのための資格など必要ないと感じる方も少なくないでしょう。経営理論上、マーケティングは営業プロセスを科学的に処理することを目的とする理論に裏付けられています。マーケティングの資格を取得しておくとより効果的なマーケティングに役立ちます。今回紹介した資格を一つ取得してみてはいかがでしょう。

 

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