WEB
2022年7月18日
こんにちは!webディレクターのカズキです!
携帯電話やパソコンの普及に伴って、宣伝や自社商品の販売を目的にホームページを持つことが当たり前の時代になりました。
ホームページは制作したのち、サーバーを運用するに当たってドメインの取得が必要です。
「そもそもドメインって何だろう?」というところから今回は解説していきたいと思います(^^)/
ドメインとはホームページにアクセスをするための判別情報のことです。簡単に言えば「ネット上の住所」のようなものです。
ドメインはトップ、セカンド、サードの3つのレベル構造に別れています。
トップレベルは国や地域を表すコードです。日本であればjp、企業が商業目的で運用するホームページではcomが使用されます。
取得するドメインは大きく独自、サブの2種類から任意で選択できます。
独自ドメインを取得するメリットの一つがSEO対策のしやすさです。ホームページは利用者に見てもらうことが前提となります。
どんなに有益な情報を提供するページでも、利用者に気付いてもらえなければ意味がありませんよね。
大手検索サイトで高評価を得て上位に表示されるようにSEO対策に取り組むことがアクセス数を伸ばすコツということです!
また、独自ドメインはサブドメインに比べて短期間で評価されやすいと言われています。
オリジナルのURLを制作すればライバル企業と差別化を図りやすいのもメリットです。
ただし、独自ドメインは維持費として年間で数千円程度の料金が発生するというデメリットもあります。
一方でサブドメインは取得に対して費用が発生することはありません。
少しでもコストを抑えて運用をしたい企業にとって大きなメリットと言えます。
アクセス解析を始めとした制作後の改変に手間が掛からないのもサブの強みです。
デメリットとして独自ドメインに比べて検索サイトで評価されるまでに時間が掛かりやすいという点が挙げられます。
ドメインの取得にはいくつか注意すべきポイントがあります。
基本として挙げられるのが取得権利の確保です。専門の技術者がいないなどの理由で、ホームページ制作を外部の業者に発注する企業も少なくありません。
サーバーの保守や運用、管理やページのレイアウト変更を行えるのはドメインの所有者だけとなります。
制作時に外部業者にドメイン取得の権利を持たせてしまうと、運用や仕様変更をする度に業者に委託しなくてはいけません。
所有権は譲渡することも可能ですが、その場合に業者側から費用を請求されるケースもあります。
本契約を交わす前にしっかりとドメインの権利が自分にあることを確認しておかなくてはいけません。
独自ドメインを取得する時の注意点は有効期限です。独自ドメインには予め有効期限が設定されていて、期限が切れると一定期間の経過で廃止扱いになります。
追加料金の請求といったペナルティはありませんが、廃止後に再び取得し直さなくてはいけません。
ドロップキャッチとも言われる再取得の作業には第三者との取り合いが発生することもあります。
検索サイトで上位ランクインが期待できる人気ドメインは、ドロップキャッチを狙っている企業も多く再取得のハードルが高めです。
ライバル企業に横取りされて使えなくなったという失敗例は珍しくありません。
更新が近づいても事前に告知などはされないので、意識的に余裕を持って更新作業を行うことが大切です。
ホームページの運用に必要なドメインは独自、サブでそれぞれ特徴が異なります。
運用に掛かるコストやレイアウト変更のしやすさだけでなく、ドメインが自社企業の信頼に影響を及ぼすケースも少なくありません。
取得後の変更は原則できない決まりになっているので、メリットやデメリットを理解した上で自社に合ったドメインを取得することが重要ということになります。
いかがでしたでしょうか?
個人的にはサーバー、ドメイン、ホームページの関係性は住宅に似ているなと感じました!
サーバーが土地、ドメインが住所、ホームページが建物というイメージです。
一つのホームページごとにドメイン(住所)がありホームページ(建物)の情報がサーバー(土地)においてあるという感じでしょうか。
知れば知るほど奥が深いホームページ制作。
今後もどんどん発信していくのでこの記事が皆さんのためになると幸いです(^^)/
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