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2020年9月19日
システムエンジニア(通称SE)は、企業や官庁などの業務遂行に効果的なシステムを導入することを主な業務とします。
IT技術が発達している現在において、SEの存在はなくてはならないものですが、多くの人がインターネットに慣れ親しむ前から、SEという職種は存在しました。
しかし、技術の発展に伴いその要求される役割は多く、また専門的なものになっています。
今回は、SEの仕事内容について解説していきます。
SEとは普段、どのような感じで仕事を行っているのでしょうか。
以下では、基本的なSEの職務内容について見ていきます。
いきなりシステム構築に入るのではなく、クライアントのヒアリングを行うことからスタートします。
今現在クライアントがどのような経営課題を抱えているのか、どう改善したいのかをしっかりとヒアリングした上で道筋を立てて行きます。
実際のシステム構築に入るまでの段階で、何回かヒアリングを行った上で方針を伝え、GOサインが出た段階で本格的なシステム改修・構築が開始されます。
徹底的なヒアリングが終了した段階で、いよいよ本格的なシステム構築に取り掛かります。
クライアントは経営課題は持っていても、システムに関する知識を持ち合わせている可能性は低いので、ここからはSEの腕の見せどころになります。
また、システムに関して疎い人に対して今どのようなことをしているのか、改善されることでどのようなメリットがあるのかについても説明できる能力が要求されます。
システムが出来上がっても、それで終わりではありません。
システムというものは、一通り形ができてからも何回も何回も改善を重ねながら最適化されていきます。
トラブルに対する対処はもちろんですが、「ここはもっとこうしてほしい」「ここが使いにくい」などの要望が構築後にあった場合にはその部分の改善を行います。
上記ではSEの業務について一通り解説してきましたが、SEという職業自体、大変なものなのでしょうか。
以下、解説していきます。
SEは、仕事を受注してから納品するまでに納期というものがあり、納期内に仕事を完遂できるように仕事します。
納期直前になるとかなり仕事内容もハードになるケースもあります。
一昔前までは、徹夜、土日出勤も当たり前の業界でしたが、今では働き方改革のもと、効率的に仕事をするという風潮が高まっており、また交代制の勤務形態を敷いている会社もあります。
忙しい仕事であることは間違いないですが、それでも専門的な技術を用いて企業の業務改善に貢献できるという面ではかなりやりがいのある仕事といえます。
SEの勤務形態については、もっとの一般的なケースとしてはシステム系の会社に正社員として入社し、プロジェクトチームに割り当てられてチーム内で仕事を行うという形になります。
プロジェクトごとにチームが変わることもあり、様々な人とのやり取りが必要になります。
契約社員として勤務するという形式もあり、案件毎に別の会社で働くというケースもあります。
また、最近ではフリーランスエンジニアとして働くという選択肢も増えてきました。
企業に在籍せずに、個人で活動しながら案件を獲得していき、報酬を得るというスタイルを取る人も増加傾向にあり、フリーランスエンジニア専門の求人サイトもあります。
エンジニアは専門性の高い仕事であり、日本の市場においてはその担い手が不足し、外国人を使うというケースがまだまだ見られます。
エンジニアは売り手市場なので、今後成長していく分野としてぜひ注目してみてはいかがでしょうか。
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