WEB
2020年3月16日
企業の規模を問わず、ホームページの必要性は増しています。
ホームページ制作を検討しているという企業も多いかもしれません。
ホームページの作成方法は進化しており、HTMLを使うのではなく、WordPressを利用することも増えています。
こちらでは、ホームページ制作での活用が進むWordPressの特徴やHTMLとの違い、WordPressのメリットや注意点を考えます。
WordPress(ワードプレス)は、拡張性と自由度を持つホームページ制作用のソフトウェアで、PHPという言語で開発されています。
MySQLなどのデータベースと連携させ、ブログのように更新が簡易的にできる点が、利用の広がりに貢献しています。
WordPressが人気となっているのは、専門知識なしに動的サイトを作成できることも関係しているようです。
いつ、だれが見ても同じ表記となる静的サイトに比べ、
ユーザーや時間などの要素に応じて異なる情報を自動的に表示できる動的サイトは、
ホームページの効果が高まるとして、営利目的で利用する企業に人気です。
動的サイトの利用例ですが、マイページやお問い合わせフォーム、予約フォーム、掲示板、サイト内検索などが挙げられます。
ホームページ制作に関連して、HTMLという言葉を聞いたことがある人は多いかもしれません。
HTMLはハイパーテキスト・マークアップ・ランゲージの頭文字をとった言葉で、
ホームページの構造を記載するための言語をいいます。
HTMLにはハイパーリンク機能があるので、文書や画像・動画などを組み込むことができる点がホームページ制作で威力を発揮します。
HTMLは他のプログラミング言語に比べて習得に至る時間は少ないものの、前提となる知識が必要で、
ファイル構造やデザインセンスなども求められます。
WordPressを、企業のホームページ制作に使う利点の一つが、管理や更新のしやすさにあります。
WordPressは、ホームページなどを置く自社またはレンタルサーバーにインストールして使いますが、
たいていのサーバーではWordPressを簡単にインストールして利用できる仕組みが整っています。
CMS(コンテンツ・マネジメント・システム)として知られるWordPressは、管理画面上から記事の投稿や更新などを行えます。
オフィスソフトを使うイメージでWordPressを利用できるので、
ホームページ制作や更新作業に携わったことがない人でも扱いやすくなっています。
WordPressはブラウザに加え、モバイルアプリでも管理・更新ができるようになっており、
タイムリーな情報を伝えるのにも役立ちます。
WordPressを使う別のメリットは、ホームページをテーマ性のあるデザインに統一できることです。
WordPressでは、テーマと呼ばれるデザインと機能をまとめたテンプレートが設けられています。
テーマを変更するだけで、トップページからリンク先のページに至るまで、外観や機能を変えられるので、
イメージチェンジもしやすくなります。
カスタマイズ機能もあるので、専門知識がなくても、企業それぞれの独自のスタイルを打ち出すことも可能です。
企業が重視したいSEO対策に資するホームページを作りやすいのも、WordPressの特徴といえるでしょう。
なお、サイト表示が遅くなる可能性がある点は、WordPressのデメリットといわざるを得ません。
記事や画像などのコンテンツはすべて、WordPressのデータベースに保存されています。
サイトへアクセスがあると、データベースからコンテンツを読み出す作業が発生することから、
HTMLで作成したサイトよりも表示が遅くなるとされます。
世界的に利用者が多いWordPressは、セキュリティ面で課題があるといわれます。
セキュリティ関連のプラグインを使ったり、最新の状態に保つなどして管理を綿密に行う必要もあるでしょう。
企業にとって、自社ホームページが果たす役割は増しています。
広告手段というだけでなく、事業の成長や人材育成に資するホームページ制作には、
コンテンツに加え、作成手段にも重きを置くとよいでしょう。
どのページを表示してもデザインが統一され、リアルタイムの情報を発信するのに役立つWordPressは、
管理者が多くなりがちな企業での利用価値が高いといえます。
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