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2023年1月31日
こんにちは。ラフデザイン株式会社のデザイナーのアミです。
今回はデザインにおけるフォントの選び方についてお話します。
デザインにおいてフォント選びは全体の印象を左右する大きなポイントです。
どんな印象を持たせたいかをよく考えた上でフォントを選ぶことが重要です。
また、使用シーンによってもおすすめのフォントが変わってきますので、今回はそちらも併せてご紹介させていただきます!
目次
デザインにおいてフォントを選ぶ時の基準として視認性・判読性・可読性・デザイン性という4つの性質があります。使用シーンによって重視される性質が少し異なります。
基本的には視認性・判読性・可読性の3つの性質に優れているフォントが美しいとされています。
パット見ただけで内容や重要な事柄が分かることです。
タイトルやキャッチコピーなどの目立ってほしい部分に必要な性質です。
長文を疲れることなくスムーズに読むための基準となる性質です。
文章の意味の伝わりやすさが求められる説明文などに必要な性質です。
似た字と区別しやすく、読み間違いがないことです。
文字・数字・記号などを正確に伝える必要がある日時などの表記に必要な性質です。
テーマやイメージを決める性質です。
他の3つの性質と対照的な性質なので、基本的にデザイン全体のイメージを印象付けるタイトルにのみ必要とされる性質です。
フォントの種類は大きく分けてゴシック体と明朝体の2種類に分かれます。
筆で書いたように横画が細く、縦画が太い書体です。
歴史のある・上品・大人・知的・優雅など、落ち着いた印象を与えます。
ゴシック体はすべての画がほぼ同じ太さに見えるようデザインされた書体です。
視認性が高く、遠くから見ても見やすいため、見出しや強調したい部分に適した書体です。
また、判読性にも優れており、説明文などの「読ませる」用途にも適しています。
細いウェイトであれば、現代的・女性らしい印象、太めのウェイトであれば、男性的・力強い・安定感があるなどの印象を与えます。
ゴシック体のなかでも、画の先端や角が丸いものを丸ゴシックといいます。
ゴシック体がもつ視認性や判読性などの特徴はそのままに、わくわく感・子どもっぽい・やさしいなどの柔らかい印象を与えられる書体です。
文字が持つ印象の他に重要なポイントを3つご紹介いたします。
商品やサービスのイメージ、対象となる世代や性別に合うフォントを選ぶことで、より効果的にアピールすることができます。
目立たせたい部分には一瞬で目に入るように太めのフォントを、
しっかりと読んでほしい部分にはゴシック体のように判読性の優れたフォントを使用するなど、使用シーンに合わせてフォントを選びましょう。
また、デザインフォントなどを使用する場合はタイトルやあしらいなどのワンポイントの使用のみにとどめるようにしましょう。
デザインでは複数のフォントを使用することはデザインの統一感をなくしてしまうため、あまり好ましくありません。そのため、文字のサイズや文字の太さなどで重要度を区別することになります。
この時、ウェイトが複数あればあるほど表現の幅も広がるため、できるだけ複数のウェイトが提供されているものを選ぶようにしましょう。
いかがでしたでしょうか。
ひとまとめに明朝体やゴシック体と言っても、フォントによって与える印象も違ってくるのでいろいろなフォントを見比べて最適なフォントを選んでいきましょう!
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