その他
2018年2月2日
こんばんは。
最近洋菓子店と和菓子店のオーナー様から、立て続けに売上アップのご相談をいただきました!!
お中元やお歳暮等の『贈り物』文化が減ってきたこの頃、更にネットショップで購入される方が増えているというダブルパンチで中々業界的にも苦しいようです。
どの業種でも
売上アップ = 集客力アップ
という方程式が成り立ちますが、本日は『洋菓子店・和菓子店等の売上を上げる方法!!』をいくつか考えてみましたので、ご紹介させていただこうと思います。
目次
製菓店でも洋菓子屋・和菓子屋・お菓子屋・駄菓子屋等さまざまな種類のお店があります。
業種的にどうしても1つの商品の金額が安く、薄利多売になってしまう傾向があります。
また最近は商業施設やショッピングモールに、数多くの製菓店(特に大手や中規模等そこそこの有名なお店)が出店していたり、ネットショップでも簡単に買えるようになり、それに伴い町の小さな製菓店は淘汰され、年々数が減少しています。
僕が子供の頃(約20年程前)は地域に駄菓子屋が多数ありましたが、今はコンビニやスーパーに駄菓子が置いていて、なんとも寂しい感じがしますが・・・
その他にも
・業種的にどうしても1つの商品の金額が安く、薄利多売になってしまう傾向がある。
・店主、オーナーが高齢化し、後継者が育たず閉店する。
等のさまざまな問題点がありますが、の辺りも踏まえて、
について考えてみようと思います。
これは製菓店に関わらず言えることですが、
「オリジナルな菓お子を作る。」
ということは、競合との差別化商品を作るということになります。
どこにでも売っているような、クッキーや饅頭しか置いてないと、どうしても駅近くのショッピングモールや、便利なネットショップで買われてしまいます。
少しでも多くのお客様にお店に来て商品を買ってもらうには、わざわざ来てもらえるだけの理由がいるので、その理由を作る1つとして、
オリジナルなお菓子を作ることはとても強力なものになります。
また価格競争になり、商品が安価になりやすいという問題点もオリジナル商品を販売することで、少し改善されるかと思います。
オリジナル商品の開発が難しい場合は、
・〇〇の詰め合わせセット
や
・〇〇地域限定ギフト
といった商品の組み合わせと、地域の利を生かしたものを提供するのも一つかと思います。
せっかく来て下さったお客様に商品を買ってもらう方法の1つとして、
味見をしてもらう。
という方法も効果的です。
スーパーや百貨店では社員やパートのおばちゃんが積極的に商品を味見を勧めています。
小さな製菓店でも同様に、まずは味見をしてもらい、自店のお菓子の味を知ってもらうことでその際に商品を買わなくても、また次回買ってくれたり、口コミしてくれたりと様々な効果があるかと思います。
ネットショップでは味見はできないので、それだけでも差別化ポイントになります。
先ほどの味見に関連しますが、いくつか商品をピックアップし、選んでもらうようにお客様にお話しをします。
「どちらが美味しかったですか?」
とか
「店主のおススメはこちらですが、こちらも〇〇〇のお客様に人気がある商品です。」
という風に、会話をすることで、単純に親近感が湧くので購入に繋がりやすくなります。
あまりゴリゴリ勧めると営業感が出てしまうので注意が必要ですが、程よい距離感でお話ししてみると良いかと思います。
続いて、マーケティング面で売上を上げる方法をいくつかご紹介したいと思います。
お客様の母数を増やすことは、マーケティング面においては1番大切な部分です。
前項の3つ、オリジナルなお菓子を作る、まず味見をしてもらう、選んでもらう等をコツコツ行うことで、少しずつお客様は増えていくと思いますが、それ以外でもお客様の母体を増やす努力は続けていかなければいけません。
具体的には
・ホームページやSNSを積極的に活用する。
・チラシ、新聞折り込み等を利用する。
・広告業者を利用して宣伝する
等の広く認知させる活動により、
をより細かく考えていく必要があります。
1度来て下さったお客様が再来店し、購入する回数が増えるような仕組みをしっかりと作る必要があります。
季節を感じられるイベントを企画してみたり、〇〇周年キャンペーンなどのお得な情報を発信したりと、新規客がリピーターになるようにすると少しずつ売上も上がっていきます。
スタンプカード、ポイントカード等を導入するのも1つの集客方法です。
商品の単価を上げることは、かなり勇気がいることですが、タイミングを見て単価を上げるのも売上を上げる大きな1つの方法です。
1ヶ月に500個売れる500円のケーキがあったとして、
500円×500個=250,000円
少し勇気がいりますが、それを50円値上げしたとします。すると・・・
550円×500個=275,000円
25,000円も売上が上がるので、年間では
25,000円×12ヵ月=300,000円
の売上増となります。
無理な値上げはおススメしませんが、
お客様にお菓子を食べてもらいたいと思って、店主やオーナーが身を削ってお店を切り盛りしていると悪循環が生まれます。
【製菓店の悪循環の例】
お客さんに食べて欲しい。 値段を安くする。 利益が上がらない。
お店をやむを得ず閉店。 お客様はその店のお菓子を食べることができなくなる。
というように、結果お客様に美味しいお菓子を提供できなくなる。ので、
適正な価格になっていないのであれば、勇気を出して値上げを検討してみて下さい。
以上です。簡単にですが、『洋菓子店・和菓子店等の売上を上げる方法!!』をご紹介させていただきました。
2項のお客様の母数を増やす。の部分でご紹介しました。
・ホームページやSNSを積極的に活用する。
・チラシ、新聞折り込み等を利用する。
・広告業者を利用して宣伝する
については弊社(ラフデザイン)が強みとしている部分ではありますので、それについてはぜひご相談下さいませ!!
いつも長々とお読みいただきありがとうございます!!
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