WEB
2021年2月27日
ホームページ制作では、HTMLやCSSなどのコンピューター言語を使用します。これらのコンピューター言語を使用して、ホームページのレイアウトを整えたり、文字のサイズや色を設定したりするなどして、見栄えの良い状態へ仕上げていくのです。本記事では、これらのコンピ ューター言語の主な特徴、記述方法、HTMLとCSSの違いなどを解説していきます。
HTMLは、HyperText Markup Languageの省略形です。文書を構造化するために用いるマークアップ言語のことを指しています。このHTMLには、head、title、imgなどといったように色々な種類のタグがあります。これらのHTMLタグを適切に用いることで、ホームページ上にテキストや画像などの情報を表示できるようになります。HTMLタグを使用すれば、表の作成、他のページへのリンクの設定、音声ファイルや映像ファイルの埋め込みなども可能です。
HTMLタグを記述する際には、<>で括った開始タグと終了タグの2つを用いるのが基本です。終了タグの前には、スラッシュをつけておきます。開始タグの前には何もつけません。例えば、ホームページ上に記事のタイトルを表示させたいときには、<title>タイトル名</title>といったように記述します。そうすると、ホームページ上に、開始タグや終了タグで囲ったタイトル名だけが表示される仕組みです。
CSSは、Cascading Style Sheetsの省略形です。ホームページ上の表示レイアウトを装飾する際に用いるスタイルシート言語です。この言語を使えば、テキストのサイズ、カラー、種類などのスタイルを細かく設定できます。また、テキストや画像の上下左右に適度な余白を作って、コンテンツを見やすく整えることも可能です。一昔前まではHTMLタグを用いてスタイルを設定していましたが、現在のホームページ制作ではCSSを用いることが一般的となっています。CSSを記述する際には、指定したい内容を{}で括ります。例えば、フォントの大きさを指定したい場合には、p{font-size:30px;}と記述します。
HTMLとCSSを混同している方もいるかもしれません。HTMLは文章の構造を整えて、ホームページの骨組みを作る目的で使用する言語です。一方、CSSは指定したHTMLタグを装飾して、デザイン性を高める目的で使用します。ホームページを制作する際には、HTMLとCSSをセットで使用しますので、どちらのコンピューター言語も習得しておかなくてはなりません。ちなみに、どちらのコンピューター言語もWebブラウザだけで表示できる言語です。テキストエディタだけで記述ができ、Webブラウザ上に読み込ませることができます。プログラミング言語のように、コンパイルといった概念がありませんので、初心者でも取り組みやすいでしょう。
HTMLとCSSのどちらも、ホームページ制作で欠かせないコンピューター言語です。初心者でも理解しやすい言語ですので、短期間での習得も可能です。HTMLやCSSの知識を身につけておけば、自分でホームページを作れるようになります。また、基礎知識があれば制作会社とホームページ制作の打ち合わせをする際にも、役立つことでしょう。
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