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2016年1月1日
2019年はAIなどのit技術がトレンドでしたが、2020年はまた違った技術が注目を集めています。
ここでは、2020年大注目のit技術を紹介していきます。
目次
そもそもIT(Information Technology)とは、パソコン・スマートフォンといった情報技術の総称のことです。
ITという単語はセキュリティや情報処理なども含み、広義的な意味で使われることもあります。
「ICT(Information and Communication Technology)」とは、ITとほぼ同じ意味を持ちます。どちらも情報技術を意味する言葉ですが、ICTの方が情報を共有する「コミュニケーション」の意味がより強い用語でもあります。
「IoT(Internet of Things)」とは、身の回りにあるあらゆるモノがインターネットにつながる仕組みを意味する言葉です。パソコンやスマートフォンだけでなく、照明やテレビ、エアコンといったモノがインターネットを介して操作できるようになる技術です。
2020年から日本で商用化が始まっている5Gは、従来の4Gに比べて約100倍の通信速度を誇る超高速の通信システムです。今後は5Gを使って、インターネットコンテンツをより楽しめるようになります。
5Gは自動運転や遠隔医療、スポーツ観戦といった幅広い分野で活躍が期待されています。超低遅延、多数接続といったメリットもあり、インターネットで感じていたストレスもより軽減されていくと言われています。
DX(Digital Transformation)とは、デジタル技術を浸透させることで、人々の暮らしをより良いものへと変えていこうとする考え方のことです。
it分野では、企業がデータやデジタル技術を活かし、社会・経済の発展やビジネス戦略やシステムを一新する活動のことも意味します。
最近では、ゾゾタウンの「ゾゾスーツ」がDXに当たります。デジタル技術を用いることで、試着をしなくてもサイズの合った洋服が購入できるようになっています。
2020年からは、AIの発展によってアプリの開発などが簡略化されると言われています。
高度なAIを搭載した開発環境が生まれれば、アプリの開発だけでなくテストまでもが自動化されていくと予想されています。
デジタル・ツインとは、人が行っていた情報収集や分析が機械により自動化される仕組みのことを言います。
具体的には「2018年FIFAワールドカップロシア大会」から、ボールや選手の動きをリアルタイムで分析できる、デジタル・ツインの技術が活かされています。
企業でデジタル・ツインを活かすことで、業務の効率化はもちろんのこと、データの可視化のスピードが上がり、目標の最短達成にもつながっていくと言われています。
クラウドによるソフトウェアサービスの利用頻度は、急速に拡大しています。クラウドサービスの市場売り上げは、2015年に比べ2019年では約5倍となっています。
メガクラウドとは、クラウドサービスの中でも大量のデータを保管できる大きなクラウドシステムのことです。現在では、特に「AWS」「Azure」「Google」の3台クラウドの競争が激化しています。
今注目のit技術や、「ICT」「IoT」との違いなどを紹介しました。
ひとくちにIT技術と言っても、さまざまな種類があります。そのトレンドも刻一刻と変容していくため、常に目が離せない分野と言っても過言ではありません。IT技術で注目されているモノをしっかり押さえて、今後の戦略やビジネスに生かしていきましょう。
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