WEB
2016年1月1日
ネットマーケティング検定と聞けば、マーケティングに関する試験だということは分かるでしょう。しかし、マーケティング関連の資格や試験も数多くあるため、名称を聞いただけでは詳細までは分からないものです。そこで、ネットマーケティング検定がどういったものかをご紹介します。
目次
ネットマーケティング検定は、開発者に向けてのものではなく、ビジネスの企画や立案に活かせるようにと考えられたものです。マーケティングサイドに立ち、体系的、網羅的に学習する必要があります。インターネット・の特性を理解し、状況に応じて最も効果的なマーケティング手法を選択・実施できる人材の育成が目的です。
択一選択式問題が40問出題されます。その内訳は、基本問題30問、事例問題10問の配分です。これを80分で解くことになります。
40問のうち、28問正解(70%以上)であれば合格です。2019年の受験者数は5,562名で合格率は70%でした。
<試験目的>
自社と市場との関係を構築するために必要なインターネット・マーケティング全般の基本知識や方法論などを保有しているかを測定するのが目的です。
<評価・認定基準>
ファシリテート能力、Webに関する知識や技術、ネットマーケティングに関する知識、経営戦略と連動したWebブランディング能力など、企業のWeb担当者に求められる能力を有しているかをはかります。
テキストを買うほどではないけれど、どのような問題か見てみたいという人もいるでしょう。そのような人には公式サイトにある無料の「体験版」と「チャレンジ版」はいかがでしょうか。
体験版は5問のだけですが、終了後に正誤状況・正答率が表示され、正答と解説を見ることができます。チャレンジ版は、体験版より少し多く20問で、終了後に表示されるものは同じです。ただし、体験版はユーザー登録なしですが、チャレンジ版にはユーザー登録が必要となります。
ほかにも1,000円が必要ですが、最新の過去問のお試しが用意されており、こちらはスマホやタブレットでの受験が可能です。結果は、終了後すぐに分かります。
受験料:6,000円(税込み)
受験方法の種類:個人受験、または団体受験
申込締め切り:試験日2週間前まで
試験会場:全国3~13都市で実施。正式な受験会場は、受験日1週間前に受験票とともに本人へ連絡
受験申込方法:公式サイトより申し込み
受験料の支払い:銀行振り込み、クレジットカード、コンビニ支払いから選択
受験資格:問わない
<個人受験>全国一斉試験
2月と7月の年2回の開催です。試験会場は開催日により異なり、受験1週間前に正式会場が通知されます。試験結果の通知は、試験終了から約3週間後に本人宛てに送付される予定です。
また、自動車や自転車での来場は不可としており、基本的には禁煙となっています。上履きの用意はなくても大丈夫です。
<団体受験>
団体受験制度は、企業や法人、各種教育機関などを試験会場とし、そこへ所属する社員や学生などを受験対象とするものです。団体試験会場になるためには、申請後の審査通過と認定が必要になります。
試験日時は、実施団体の都合に合わせて自由な時間に設定することが可能です。
インターネットマーケティング総論 | 1.概論 |
2.インターネット技術概論 | |
インターネットマーケティング各論 | 3.総論 |
4.リサーチ | |
5.PR・ブランディング | |
6.広告 | |
7.インターネット販売 | |
8.効果測定 | |
関連知識 | 9.外注管理 |
10.ポリシー | |
11.関連法規 | |
事例問題 | 12.事例問題 |
試験勉強のためのテキストや過去問は、公式サイトで販売されています。学習の目安は、15時間です。
Webマーケティング系の資格は、たくさんあります。そのため、どの資格を取ればよいのか迷うこともあるでしょう。中には、講座受講が必須のものや、受験料が高いものもあります。
ネットマーケティング検定は、ほかの資格に比べて受験料が特別高いわけではありません。また、合格率も高いことから、お試しに受ける人もいます。
受験するかどうか迷う場合は、公式サイトの無料問題を試してみるのもよいでしょう。
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