web解析士とは?資格取得の方法やそのメリットを徹底解説!

WEB

2016年1月1日

「web解析士」という資格があるのを皆様ご存知でしょうか。業界にお勤めの方でも、まだまだ知らない人も多いかもしれません。
この資格がどういった資格なのか、資格を取るメリット、受験方法など、ご紹介していきたいと思います。

web解析士とは?

web解析士とは、一般財団法人ウェブ解析士協会(WACA)が認定する資格です。

webマーケティングに必要なスキルは、単にアクセス解析の知識だけでなく、観測すべきKPIの設定や、事業に則した現状分析、目標を達成するための計画立案等、さまざまな能力が求められています。
しかし、これまでweb専門的知識と、実践的スキルの両方を習得した人材を評価する指標がありませんでした。
一般社団法人ウェブ解析士協会では、こうした現状から、実務で活躍できる人材の育成が急務と考え、成果につながる解析ができる人材の認定資格を設け、試験を実施しています。

web解析というと、多くの方がアクセス解析を思い浮かべると思いますが、これはweb解析の内の1つでしかなく、web解析士が行うweb解析は総合的にクライアントの事業に成果をもたらすことが期待されています

web解析士になるには?

web解析士になるには、まず試験を受験する必要があります。

受験をするには2通りの方法があります。

受験方法と費用

1. 講座を受講する

まず、WACAが開催している講座の申込をします。受講後に認定試験を受験し、合格したら認定申請レポートを提出することで、web解析士になれます。
かかる費用は、講座受講料11,000円、初回試験受験料17,600円、公式テキスト代4,400円です(認定費用込)。

 

2. 直接試験を受験するは

都合のいい日時で試験を申込後、会場で受験します。上記と同様、合格後、認定申請レポートを提出することで、web解析士の資格を取得できます。
かかる費用は、初回試験受験料17,600円、公式テキスト代4,400円です(認定費用込)。

 

テキスト代は講座受講なしでも、受験のためには購入が必須であり、Webマーケティングの経験が長く(目安は5年以上)、自分の実力を試してみたい方は直接受験の方法でもよいかもしれません。
しかしそれ以外の場合は、講座を受けて試験にのぞむ方が良いでしょう。講座を受講することで、講師から旬の知識を学べますし、web解析士を目指す仲間と情報交換をするのも、講座の醍醐味です。じっくり教えてほしいなら少人数の講座(5名〜10名くらい)、一通りある知識を深める程度なら15名以上の大人数の講座がオススメです。講座はオンライン上でも受講できます。

 

試験内容

試験はパソコンを使用し、60分60問、4択問題でおこなわれます。試験内容は公式テキストから出題され、近年は応用問題も出題されているようです。

合格率は現在非公開のため不明ですが、平成28年11月のデータで合格率72.7%だそうです。合否はすぐに判定されます。

認定レポートの提出方法

合格後は認定レポートの提出が必須となります。2週間以内に Googleアナリティクスを操作、Excelシートに記入し作成したレポートを提出するか、Googleアナリティクス講座を受けることでレポートが免除されます。(別途22,000円かかります)

まとめ

今回はweb解析士について解説いたしました。また、資格の種類も難易度によっていくつかありますので、自分のレベルに合わせて受験してみてください。

資格取得には時間と労力がかかり、取得したいと思っていてもなかなか決意しにくいものですが、毎日の業務に直接繋がってくるので、資格取得の勉強に挑戦してみてはいかがでしょうか。

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