WEB
2016年1月1日
webサーバーという言葉は聞いたことがあると思いますが、実際にはどんなことをするものなのでしょうか。何となく分かっているようで、説明するとなるとちょっと分かり難いですね。
この記事ではwebサーバーについて、どういうものか、どのような仕組みで動いているかなど、ウェブサイト運営者に必要な基礎知識を解説します。
目次
そもそもwebサーバーとは、どういうものなのでしょうか?
webサーバーは、webブラウザからのリクエストに応じて静的画面や画像を表示するものです。サーバと聞くと難しい感じがしますが、簡単に言えばパソコンと同じと考えて良いでしょう。インターネットを通じてパソコンのデスクトップやフォルダの中身を閲覧できるようにしているだけです。
webサーバーについて詳しくご説明する前に、関係する用語の意味を確認しておきましょう。
ネットワークとは、複数のPCを相互に接続して、情報をやりとりする仕組みです。正確には、コンピュータネットワークと言います。接続方法は有線・無線・インターネット・イントラネットがあります。
サーバーは、ネットワークを通じて他のコンピューターや端末に対して、自身の持っている機能やサービス、データなどの情報を提供するコンピューターです。そのような機能を持つソフトウェアを指すこともあります。
自分のパソコンも、情報を入れてその情報を外部に見せるためのサーバーにできます。サーバーにするコンピューターは、格別立派な特別なものでなくてもいいのです。
ただ、それをサーバーとして稼働させるためには、セキュリティー対策やサーバー運用についてのさまざまな知識が必要です。
他のコンピュータやソフトウェアから情報の提供を受けるコンピュータやソフトウェアをクライアントといいます。
webサーバーの基本的な役割は、クライアントからのリクエストに応じて、サーバー上にある該当するファイルを返すことです。
このやり取りは、HTTPという決まりごとの上で動きます。この決まりを処理できるプログラムがwebサーバーと呼ばれています。
webサーバーとしての機能を持つプログラムは多数あります。主なものをご紹介します。いずれも無料です。
信頼性が高く、しかも充実した機能を備えています。ただし、アクセスが集中するとレスポンスがやや遅くなります。Linux用です。
Apacheの問題点に対応して、大量のアクセスがあってもレスポンスが遅くならないように仕組まれています。Linux用で、こちらも無料です。
IIS (Internet Information Services)は、Microsoft Windowsの標準Webサーバーです。
webサーバーには、レンタルとクラウドがあります。
サーバー管理会社が持っている貸し出し用のサーバーです。
レンタルサーバーには、専用と共用の2種類があります。
・専用
1つのサーバーを1社で専用使用します。
料金は高くなりますが処理速度が速く、データ容量も多いです。
・共用
複数の利用者でサーバーを共用します。
専用サーバーよりも処理速度やデータ容量などが劣ります。その分料金は安く抑えられます。
クラウドサーバーは、1台の物理サーバーの中に作られた仮想サーバーです。
専門会社が管理する高性能なサーバーにインストールされています。レンタルサーバーとは異なり、CPUやメモリはそれぞれの仮想サーバー内で仮想的に作成されます。
低コストで専用サーバーと似たような環境を作っています。
webサーバーは、パソコンやスマートフォンなどを介して今や世界中に情報を提供しています。私たちは何時でも手軽に世界中の情報を閲覧できるのです。
webサーバーについて理解を深めることは、より良いウェブサイトを構築する上で大切です。この記事も参考にされて、さらにサーバーへの理解を深めていただけると嬉しいです。
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