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2016年1月1日
biツールとは「Business Intelligence」の略で、企業に蓄積されていく膨大なデータを分析し、迅速な意思決定をサポートしてくれるツールのことです。具体的には、経営管理業務や売り上げシミュレーションに活用できるため、近年導入する企業が増えつつあります。
今回は、biツールにできることや、導入するメリットを解説します。
目次
biツールとは企業が抱える膨大なデータを分析し、一目でわかるように可視化してくれるツールのことです。現場から上がってくる情報をスピーディーに分析し経営に生かしたいときや営業分析、マーケティング分析などにも活用されています。
biツールには、大きく分けて以下の3つの機能があります。
biツールは蓄積されたデータベースを使って、データ分析が行えます。エクセルなどでも数値を入力すれば集計やレポート作成はできますが、biツールを使えばドラッグ&ドロップで迅速にデータを可視化することができます。
分析したデータを使ってレポートが作成できます。ダッシュボードで情報を共有したいときにも便利です。Webレポーティングにも対応しており、「PDF」や「PowerPoint」「CSV」などへのエクスポートも可能です。
プランニング機能を使えば、過去のデータをもとに予測を立てることができます。予算の設定、売り上げシミュレーションなどにも役立ちます。
biツールの導入には、以下のようなメリットがあります。
biツールの特徴として、データを可視化できるという点が挙げられます。各部署から上がってくる数値をグラフ化しわかりやすく見せてくれるため、現状の把握がしやすくなります。
biツールを使ってデータ分析を行うことで、今抱えている課題が見えやすくなります。課題を早期発見できるようになるため、解決に向けた対応もよりスピーディーになります。
日々蓄積されるデータや数値を手作業でまとめるのは、骨の折れる作業になります。biツールを使えば自動でレポートを作成してくれるため、作成の手間が省けて業務をより効率的に遂行できるようになります。
biツールは便利なツールであることはわかりましたが、機能が多すぎるために使いこなせない企業も多いです。そこで、biツールを導入する前に知っておくべきポイントを紹介します。
散在するデータをまとめたいからツールを導入したいというのは、宝の持ち腐れかもしれません。
biツールの本来の役割は、分析結果をもとに迅速な意思決定をサポートすることです。まとめた情報を使って「課題を早期に発見する」「売り上げアップにつなげる」など、ツールを使って最終的にどうなりたいのかを明確にしましょう。
biツールを使って分析したいことがあっても、データがそろっていなくては分析できません。biツールを導入する前には、社内にデータがそろっているかどうかを、事前に確認しましょう。
biツールの概要やできること、導入のメリットなどを解説しました。biツールを使えば、社内全体でスピーディーなデータ分析を行うことができ、的確な経営戦略やマーケティング戦略を打ちだせるようになります。まずは導入する目的を明確にしたうえで、biツールを選定してみてはいかがでしょうか。
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