2016年6月25日

マーケティングという概念はかなり昔から使われている言葉であり、メーカーを始めとする、ビジネスを行う主体が常に意識すべき事として、今現在もビジネスにおいて重要な役割を占めています。

そして、インターネットが広く普及した昨今においては、マーケティングという概念は更に広がりを見せており、「デジタルマーケティング」という言葉も使われるようになりました。

ネットの登場ににより、規模が小さい企業や個人レベルのビジネスであっても戦える環境が整ってきていますが、勝負の分かれ目となるのがデジタルマーケティングです。

今回は、このデジタルマーケティングについて解説していきます。

デジタルマーケティングとは？

デジタルマーケティングとは、「デジタル機器を用いたマーケティング」のことを指します。

つまり、パソコンを始めとするネットに接続することのできる機器を用いたマーケティング全般のことを指し、同じデジタルマーケティングでも様々な機能があります。

以下では、デジタルマーケティングについてより詳しく解説していきます。

ネット広告がデジタルマーケティングのメイン

数あるデジタルマーケティングの手法の中でも最も重要視されているのが広告です。

ネット広告を使って集客を行う企業の数は多く、誰もが知るような大企業はもちろん、ベンチャー企業であってもネット広告を巧みに使って利益を出しています。

ネット広告の中でも代表的なものとしては、Google広告やyahoo広告があります。

検索エンジン大手のこの2社において広告を出稿するというのが主流となっていますが、あなたも何かキーワードを検索した時に、「広告」と丸囲みされたURLが一番上に表示されたのを見たことがあると思います。

つまり、広告費用を使って自分のサイトのURLを上位に表示させることにより、トラフィックを稼ぐという手法です。

ネット広告はクリック課金型であり、各キーワードに対して入札を行い、入札単価の高い企業のURLが表示されやすくなるという仕組みを持ちます。

使った広告費用に対していくらのリターンがあるかを確かめる指標として、ROASというものがあります。

売上を広告費で割ってそれに100を掛けた数字がROASであり、これが高ければ高いほど広告運用がうまくいっているという証拠です。

明確な基準を持たないと、広告費ばかり食ってしまうことになるので、予算感を持って運用することが大事です。

SEO（検索エンジン最適化）

SEOもデジタルマーケティングにおいて重要な要素を占めます。

検索エンジン最適化とは、つまりGoogleやyahooの検索アルゴリズムに適したサイト構築をすることになります。

SEOにおいて大切なのは、重要なキーワードがサイト内にあるかどうかという点です。

消費者が関心のあるワードや、それに付随してよく検索されるワードを調べて使うことで、検索上位に表示させやすくしていきます。

広告を使うことで上位表示できますが、やはり費用がかかりますので、できれば自然に上位に表示させたいところです。

広告ばかりに頼るのではなく、サイト内のライティングも意識して取り組みましょう。

メルマガ・SNS

お客様に対してメールを送信して情報を提供したりクーポンを発行するという手法もデジタルマーケティングの1つです。

サイト内でメルマガの登録を促し、そこから有益な情報を提供することで商品の購入につなげたり、一度購入した方から再度購入してもらうという流れを作ることができます。

最近ではライン＠などのSNSを利用したコンタクト方法もあり、メールよりも反応が良かったりします。

まとめ

今回はデジタルマーケティングの代表的な手法について紹介してきましたが、まだまだできることはたくさんあり、また今後新たな手法も生み出されるはずです。

常に時代の流れに敏感になることが非常に重要です。